おれが死ぬまでに一度は乗ってみたい乗り物5選

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ヘリコプター

おれは高所恐怖症だが、空を飛んでみたいとは思う。はい、ヘリコプター。飛行機には乗ったことがある。だが、ヘリコプターはない。ヘリの乗り心地は気になる。しかし、どんな情況でヘリに乗れるのだろうか。大災害が起きてビルの屋上に残されるとか、山岳事故に遭うとかか。いや、観光という線があるだろう。みなとみらいで、飛んでるじゃないか。実現可能性は低くない。だが、おれがそんな高級な観光(しかも地元)に出せる金の余裕ができる可能性は低い。

サラブレッド

血統にはこだわらない。曳き馬ではなく、単身でまたがりたい。そして、よく晴れた5月の府中、馬場入りして、ダクからキャンターに移りたい。ギャロップは必要ない。世の中には乗馬クラブというものがあるから、それなりの金を出せば一人で馬に乗れるようにもなるだろう。とはいえ、希望シチュエーションの実現はゼロに近いといえる。

 

モーターサイクル

バイク。これである。原付はさんざん、というほどでもないが乗ったことがあるからいい。ちゃんとまたがって、フルフェイスのヘルメット被って、400ccのでいい。ブーンと走ってみたい。これに関しては、自動車教習所とかいう地獄みたいなところ(最近はどうかしらんが)に通えば、通っている間にも体験できる。とはいえ、教習所に通う暇と金が無いので実現性は低い。盗み方を知らないし、ギア・チェンジの仕方も習っていないので、盗んで走り出すパターンも考えにくい。

リカンベント

リカンベントでサイクリングロードを真っ直ぐ走っていきたい。あれは本当に楽な姿勢なのか? 少なくとも、小回りやストップが多発する街なかには向いていないだろう。ただ、障害物の少ない道を走ってみたい。これは免許もいらないが、リカンベントを買う必要がある。そんな金はない。あるいはなにかどっかの交通公園のおもしろ自転車コーナーみたいなところにあるかもしれないが、具体的に知らない。

電動アシスト自転車

おれが嫌だな……と思う坂道を、じいさんが背筋をピンと立てて登っていく。そういうすごいアシスト。すごい。べつに実用的にほしいというわけではない。日常生活、ルイガノの小径車で事足りる。遠くに行くにはフルカーボンのコルナゴがある。おれが知りたいのは、アシストされる感覚というものだ。いったいどのようにアシストされるのか。なんか気持ちよさそうだ。ただ、その気持ちよさのために電動アシスト自転車は買えない。あるいは、自転車屋などで試乗できるのかもしれないが、買う気もないのに冷やかしは申し訳なく思う。これもなんだかんだで一生乗れなさそうである。

 

……われながら5つも欲があるとは、無欲なおれにしてはたいした強欲ではないか。なかには金で解決できるものもあるので、totoBIGを定期購入し続けようじゃないか。4等なら当たったことがあるんだ。黄金のときは遠くない。以上。