丸をどうすればいい? 日本シリーズ第三戦、惜敗!

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4-1くらいのときから、「今日は負けてもいいや。無欲で見よう」と思っていた。8-3になって「パ・リーグらしい打撃爆発しはじめたら、この後の試合も止めようがないで」とか思った。

が、我が広島東洋カープは9-8まで追い詰めたのである。最後の最後も一本ヒットが出ていれば同点、そこまで追い詰めた。

負けは負け。いくら後半のカープの末脚がすごかったとはいえ、ゴール板をハナ差しのいだのはソフトバンク。べつにこれでカープに「頑張った点」がつくわけでもない。一勝一敗一分け。いまのところ、これがすべて。

とはいえ、チームの星取表はそうであっても、中身についてはやはりいろいろ考えざるをえない。というか、カープにおいては丸佳浩をどうすればいい? という話である。

いうまでもないが、丸は今年もカープの主軸を担い、ひたすらに歩き、打った。センターの守備も頑張った。チームの顔といってもいい。

だが、この日本シリーズにおいてはどうだろうか? 現状、打率.083。ここに二割足しても「丸がもうひとつ」というくらいの話である。そのくらい、ひどい。そして、内容もひどい。今日は四つも空振り三振。ファーストライナーはいい当たりだったが、それもアウト。運もない。

いわゆる「逆シリーズ男」になってしまっているのではないか。今のところ、というか、シリーズが終わってみなければ「シリーズ男」がだれだかわからんが、このままではきつい、というところだ。

思えば、丸の調子、シーズン終盤で落ちてきていたよな。打率は下がるし、本塁打王争いにも負けた(争うだけですごいのだけれど)。そして今、丸らしさがない。ヒットは出ないけど、四球で歩いてばかりというのならいい。空振り三振の山、というのはまずい。

というわけで、やはり丸をどうすればいい? という話になるのだと思う。考えてみれば、シーズンでも丸が負傷欠場していた時期もあった(そこで野間が出てきたわけだが)。あるいは、丸の不調ではないが、タナキクマル解体という試験運用もした。短期決戦、掟破りの配置転換だったなんだってやるべきだと思う。

が、「じゃあ丸をどこに入れるの?」となると、「うーん」となってしまう。とりあえず、スタメンから外す、というのは無いかな、と思う。確固たるセンターライン。野間を真ん中に持ってきて、レフト松山という攻撃布陣、あんまり考えられない。三塁を西川でなく安部に託したように(とはいえ、安部打ちまくりなんだが)、どちらかという守備を重視したい。このシリーズもそうだが、ミスした方が負け、というところがある。長いレギュラーシーズンでは、結果的に打ち勝ちました(たとえば今年の西武とかか?)という話もあるが、一勝、いやワンプレーが思い、ここぞというところは、やはり守備をいじりたくない。

というわけで、打順をいじることになる。目下のところ、出塁率にも期待できないので、一番、二番というのはないだろう。当たり前だが、今の鈴木誠也を四番から退かせる理由はないし、五番は当たっている松山を置きたい。

六番、七番、八番、九番(DHのときね)。六番、というのはありかもしれない。メヒアが結果を残せなかった。バティスタも爆発力はあるが安定感はいまいちだ。六番、丸。あるいは、六番にバティスタを置いて、七番、丸。いっそのこと、恐怖の九番打者として九番、丸。……いや、しかし。

そして問題は、丸が三番でなくなったら、だれかが三番を打たねばならない。だれがいい? とりあえず田中広輔菊池涼介は一番、二番に置いておきたい。そこまでいじるのはリスクが大きい。とすると、野間か? 三番・野間。丸と野間の入れ替え。あるいは、当たっている安部を一気に三番。それも悪くないかもしれない。あるいは、いきなりの西川龍馬抜擢……、いや、いや。うーん。どうすればいい?

正直、おれにはわからん。わからんし、おれが決めることではないので、緒方監督に任せた。もし、三番丸に固執するというのなら、それはそれで結構だ。一試合、一打席で調子を戻すことがあるかしらんが、ポテンシャルを考えたら丸が最強の三番だ。

それに、丸に限らず、緒方監督に賭けようじゃないか。いや、でも、メヒアに日本シリーズは早すぎるような気がするので、そこはなんとかしてください。あと、アドゥワ誠はどうしてんだろ? いきなりの先発起用とかするのか? わからん。ああ、あとね、今日は散々だったけど、岡田明丈はリリーフ向きな感じがする。ただ、まだリリーフとしての経験が浅いのだろうとは思う。こっからどう使うか、だな。とにかく、敵地三連戦で一つ、一つ勝ってくれ。頼んだぞ。

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