カープ残念賞で本麒麟いただきました! ありがとうございます。本麒麟は赤いからカープなのでいいです。というのはともかくとしても、「第三のビール系飲料」のなかで、いまのところ突出して美味しいなぁ、と思うのが本麒麟。紛れもない本気であります。
……で、カープの話になり、今、この話題に触れないわけにはいかないでしょう。
【巨人】「中堅・丸」獲得に15日にも即アタック! : スポーツ報知
今オフ、最大の補強ポイントはセンターラインの強化。今季、中堅には長野や陽、重信ら計7人が守った。シーズン通して固定できず、攻撃のオーダーも80通りを超えた。「中堅・丸」を獲得すれば不動となり、大きな課題は解決できる。坂本勇と1、3番を任せられるのも心強く“史上最強ライン”が完成するはずだ。
おれのなかでは98%くらいは巨人への移籍、残りの2%をロッテと残留が争っている、という見立てだ。というか、まあ巨人に行くのではないでしょうか。
と、「おまえは新井のときには心が冷えたとまで言っていたのに、ずいぶん余裕じゃないか」と言われるかもしれない。しかしまあ、それはしょうがない。新井には新井のストーリーがあったし、チームの状態もあったし、おれがどのようにカープを、新井を見てきたか、というものがある。むろん、丸に対してだっていろいろな思いはある。あるが、今回はすこし覚悟していた感じがある。なんとはなしに、だ。去年の契約更改で複数年提示をしなかったから、とか、東京に家を建てたらしいとかいう噂(あくまで噂。出どころはしらん)、そういうものではなく、なんとはなしに、だ。
それにまあ、こういってはなんだが、今のところカープはリーグを三連覇している。弱くはない。強い。もちろん、その強さの一番の貢献者といっても差し支えないのは丸佳浩その人だったのだが……、丸なしでもなんとかならないか、という気持ちもある。
そして、丸が抜け、否応なしに解体せざるを得ないタナキクマル、これをどうするのか。いや、これをどうするのか、ではなく、打順全部を考え直す時期になっているかもしれない。ソフトバンクが強いのは、強者でありながらも競争と新陳代謝をしているからだ。
充実した三軍まで持ち、なおかつFA選手獲得の札束の叩き合いやっての上でのことだ。そのあたり、カープには真似できない。が、いつまでも同じラインナップで常勝軍団を作るというのは、FA制度のある現在、なかなかに難しいことだろう。丸が出ていくように、まだまだ流出は続くかもしれない……。
が、とりあえずは来シーズンだろう。
野間(中)
— 黄金頭 (@goldhead) 2018年11月7日
田中(遊)
西川(左)
鈴木(右)
バティスタ(一)
會澤(捕)
安部(三)
菊池(二)
投手
というわけで、深夜に一人脳内で打順を組んでみたりもする。守備位置で言えば、センターに野間峻祥が入るのはほぼ確実といっていい。そして、野間は足が速い。ならば一番だ。
二番はどうする? ここは従来どおり菊池涼介でもいいかもしれない。足もあるし、犠打もうまい。が、フリースインガーさが目立つようになってきて、今年も打率はよくなかった。一発も魅力だが、それならば、下位に回したほうが面白いのではないか。というわけで、田中広輔二番。なんとなく、二番っぽいと思っていたのけれどどうだろうか。
三番は西川龍馬を抜擢だ。そして、ポジションはレフトだ。日本シリーズ中に外野練習を始めたという記事があったし、これはかなり願望というか妄想込みの予想だ。古典的発想と言われるかもしれないが、やはり三番打者には足の早さもそこそこあってもらいたい。実況で「瞬足の西川」と言われることがあって、「そうかな?」という気もするが、決して遅いわけでもない。そして、なにより「天才・西川」だ。その片鱗はもう見えている。一方で、内野守備についてはやや厳しい。とくに三塁は厳しい。守備もエラーして鍛えてなんぼ、という考え方もあるが、丸が抜けたことで空いた外野一枠も運命。打撃に集中できればまだまだ伸びると信じたい。
四番は鈴木誠也でいい。
五番は悩むところだし、調子や相性で日替わりだろうか。とりあえずバティスタを入れた。バティスタは外角低めを空振りして凡退するさまが、あまりにも情けない感じに映ってしまうが(プロはそんなことで判断しないだろうが)、やはり当たれば飛ぶ。ラッキーボーイ的な雰囲気もある。意外と一塁守備も悪くない、そんなところ。もちろん、キャンプやオープン戦を通してメヒアと競って、メヒアが勝つならメヒアでもいい。忘れちゃいけないけれど、松山竜平が残留すれば、もちろんレギュラー候補だ。あと、エルドレッドはどうなるのだろう……。
六番は會澤翼でどうか。打てる捕手、というか、普通に打てる打者、だ。ただ、打順のせいでリードに影響があってはいけない。
七番は安部友裕。とりあえずは基本線だろう。というか、サードって、もし西川龍馬が完全に撤退したら、ちと足りなくね? 小窪哲也、上本崇司、そして堂林翔太……。補強しておくべきポイントかもしれん(本当の補強ポイントは投手なのだが、それは別として)。
八番に菊池涼介。これはもったいないかもしれない。ただ、あくまで今年の成績からすると、下位でフリースインガーさせて、場合によってはシュッと塁に出て、上位打線への繋ぎ、みたいな、そんなので一つ。調子によっては二番に入れてもいいし、捕手が石原、磯村の場合は一つ繰り上がりで。
それでもって、二遊間(三塁も?)は曽根海成を適度に使って(田中広輔の連続フルイニング出場記録はあるが……)、経験を積ませるとともに主力を休ませ……。あとは、今後の流出の可能性に備えて、坂倉将吾とか使いたいよな、とか。あとは中村奨成もな、とか、その両者に三塁転向というのは……とか。
いや、こんなん鬼も笑う話だ。まだ丸が出ていったと決まったわけでもない。FA戦線に出ていくわけはないにせよ、トレードなどの補強もあるかもしれない。悪い話では、だれかが大怪我をしないとも限らない。とはいえ、まあストーブリーグはこんなん考えてたら、一日なんてあっという間よ。
あ、どうでもいいけど日本シリーズ見てて、「あ、DAZN休会せな」と思って休会した。シーズン中とCSは活用させてもらった。あとはいろいろ難しいのかもしれないが、日本シリーズとドラフト会議の中継もやってくれ。そしてなによりも、試合のクライマックスになると画像が乱れて止まるのはどうにかしてくれ。仕組み的に遅延は仕方ないのかもしれないが、遅れるなら遅れるで画像の乱れ、急な停止、これはどうにか改善してくれ。よくわからないが、これは物理で殴れば(?)どうにかなることだろう。
なんか、お恵みものの話から逸れてしまった。まあ、酒を飲んで妄想します。では。
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