http://keiba.radionikkei.jp/keiba/news/entry-158161.html
……と、きりがないからいい加減にしておく(いちいち読み返して思い出に浸った)が、アサヒライジングはひさびさにできた贔屓の馬だった。この馬が引退してしまうと、「現役で好きな馬は?」という問いかけに、「……?」ということになる。
俺がそのくらい入れ込んだ馬というとそんなに多くなく、おそらく十本の指に入る。本当か? 順不同で挙げてみる。カネツクロス、ゴールドヘッド、キャニオンロマン、オリオンザサンクス、サニーブライアン、オレハマッテルゼ……、あれ、このくらい。七本くらいの指に入る。中途半端だ。けど、かなり絞るとこうなる。たぶん。追記、タップダンスシチー。
惚れた馬が去る。さみしい。しかし、アサヒライジングは繁殖牝馬になる。どこか安堵するところがある。むろん、母となれば期待はひろがる。バリバリの種牡馬をつけてもいいし、ミナガワマンナやロイヤルタッチのような渋い馬をつけるのもいいだろう。またターフで会おう、馬柱で会おう、さらばアサヒライジング、健やかに。