2004-06-02 中華街店主射殺事件 日記 いつもの通勤コースに見慣れぬ立て看板をみつけた。 『この付近の××住宅で強盜殺人事件がありました』 少し先に行くと、背広姿の二人組が地図を見ていた。 一人は少し背が低く、がっしりした体格の中年の男。 一人は長身の若い男で、手にはノートを持っていた。 二人とも革靴でなく、走りやすそうな黒い靴だった。 俺は二時間ドラマの世界に迷い込んだのかと思った。 あいつらから走って逃げるのは面倒な事だと思った。