伝統と格式のアングラ私書箱廃墟6内の性の悩み相談所に以下のような質問をしたところ、素晴らしい返答を得た。いつなくなるかわからないところなので、保存しておく。
______________________以下質問
平成16年8月4日(水)12時16分54秒 [12]
バイブといえばエロ漫画やエロビデオなどでおなじみなのですが、実際目にしてみると、その存在感には驚かされました。陽物崇拝の対象として、どこかのほこらの奥に鎮座させたい感じです。よく見てみれば、様々な意匠が凝らされた突起やメカニズムの数々。まさにこれは、武器そのものです。破壊、暴力、制圧の象徴です。これを使うのは容易ではありません。どうしても自分自身と対比してしまう。この巨大な破壊兵器に打ち克つ自信か、さもなければ諦めが必要でしょう。結局大人しい形のローターを購入したのですが、あの禍々しい凶器を使いこなせる男になるにはどうすればいいんでしょうか？
______________________以下回答
[1] 平成16年8月27日(金)19時50分47秒 [13]
＞平成16年8月4日(水)12時16分54秒 [12] 様
バイブ、それは秘められた大人だけの楽しみへの儀式のための法具。それは、人々の信仰を集める、祠の奥深くに鎮座する同祖神にも似た神聖なモノ。あなたは既に気づいておられるようです。柳田邦夫*1先生によって確立された民俗学の研究対象として、「バイブ」がある事を。そして、既に鋭い分析を行い、論文をも書き下ろせるほどの考察を行っておられます。「バイブ」を使いこなそうなどと思ってはいけません。それでは民俗学ではなく、風俗学になってしまうのです。
「バイブ」は現代の道租神。あくまで信仰の対象であり、あなたにとっては研究の対象であるべきなのです。さぁ、道租神を谷間の奥深くに鎮座まします観音様に対面させましょう。これこそが真の神仏混合、甘く切ない歌声も聞こえるかもしれません。現代の法具を手に入れたあなたは、もはや仏法を守護する天族にも似た法力を持ったのかもしれません。故に、バイブは「破壊、暴力、制圧の象徴」と感じるのでしょう。
しかし、あなたは仏法を守護する天族。
まさに金剛力士の力強さを体現し、天下無双の精力で未知の女体を極楽の極地へと導く使命をまっとうしなければならないのです。法具を手に、布教と開放の修行に乗り出さんことを期待しております。
