松本良順と石田散薬と東京都薬剤師会北多摩支部

 新選組御用達の松本良順医師が初登場(かな)。ずっと老人をイメージしてきたので、若くて凄味のある人が出てきて驚いた。このドラマの面白いところは、史実上の年齢に近いキャスティングというところなので、きっとそうなんだろう。そこで、名前しか知らなかった松本良順について検索してみる。
 すると、http://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/j/rekishi/shinsengumi/jinbutsu/mryoujun.html出てきました、イメージ通りの老人。って新選組の頃のものでは無いけれど。

兵部省に出仕し、山県有朋の要請により陸軍軍医部を設立し、初代軍医総監となる。また、勅撰により貴族院議員となり、男爵に叙される。

 へえ、新政府で出世したのか。知らんかった。さらに検索するとこんなページが。http://www.tpa-kitatama.jp/shinsengumi/step01-1.html

『陸軍軍医総監 松本良順が之を試用し、その効果 の卓越なることを認めた。』
石田散薬が明治の薬品淘汰時代を生き延びた「効能の根拠」は、上記です。(許可証に明示されています)

 なんと、土方ゆかりの「石田散薬」を明治にあって擁護したとのこと。このページは何のサイトかとURLを削ってみると http://www.tpa-kitatama.jp/ 東京都薬剤師会北多摩支部のサイト。なるほど、「新選組と薬剤師」なるコーナーが。石田散薬についてのページらしく、なんと石田散薬の作り方まで出ている。語り口も軽妙で、楽しく読ませて頂きました。しかしなんだ、大河ドラマとなると東京都薬剤師会北多摩支部が特集ページを作ってしまうような大事なんだな。今は鎌倉なんかが大騷動になってるんだろうか。