「JOY」YUKI

ASIN:B0006VL99O
 昨日Amazonからやっと届いた。まずジャケットに目を奪われた。「これが人妻か!」という話である。私は「人妻」に弱い。私が寝取られ話好きなのと関係あるのかもしれない。私が何かについて語るとき、関係もない話を挟んでしまうのは、その何かについて書きにくい時である。これが仕事の文章ならそんなことはできないけれど、これは日記だから私の勝手だ。で、私は届いたCDをさっそくMacにズッポシとチン入させまして、iTuneでチュウチュウ吸い出し。普段は使わない高音質で大マン足の小一枚。ということで、早速MP3にしてiPodに……いや、嘘だ、Nextwayという韓国メーカーのMP3プレーヤーに入れた。繰り返し聴くつもりなので、他の曲は捨てた。
 で、昨夜さんざん繰り返し聴いたのだけれど、予期するほどハマらなかったというのが正直なところ。職場のラジオ越しが適度なのかもしれない。前にいろいろ考えすぎていたのかも知れない(id:goldhead:20050113#p2)。そうだ、途中で「あ、くるりっぽい」ってのはわかった。最初は「どこが似てるんだ?」と思っていたのだけれど、突如そう聞こえてきたのだ。ただ、ある曲に酷似とかそういうんではなくて、楽器の音(機械的な何かだろうから、楽器なのかどうか。音色?)とか雰囲気みたいなのが似ているという感じ。勿論、音楽勘皆無の私の判断だから、私自身信用できない。一方、スウェードのどこに似ているのかは、依然としてわからない。
 原曲の他には、リミックスというのか、そういうのが三つ入っていて、その三つ目がよかった。もちろん、そういったのを手掛けている人がどういう人たちなのか私はさっぱり知らない。ただ、同じ曲を繰り返し聴く病としては、あまり必要ないとも言える。
 そうだ、これを繰り返し聴くかどうか。なんとなくワールズエンドスーパーノヴァ聴きたくなったのは確かだが、私がCDの、それも新曲を買うなんてのは滅多にないこと。ここは一つ元を取るためにも聴くしかないか。しかしなんだ、私は千五百円ほどのCDの処遇に価格面から煩悶するというに、これが競馬ならあっと言う間に溶かしてしまう。まるで別人格と言わざるをえない。ところで、ギャンブルにおいて金を失うことを「溶ける」と表現するのは、パチンコあたりから来た言葉だろうか。なかなかズバリの表現と思う。最後まで関係のない話をしてしまった。