"Guero"/Beck

Guero
 期待していたベックのニューアルバム(id:goldhead:20050312#p4)が昨日届いた。……と言いたいところだけれど、実はそれほど期待していなかった。それは、ラジオで何度か聴いた「E-Pro」が、新曲だと知ってしまったからだ。俺はその曲が、新しいアルバムを前にして、以前の曲かそのリミックスを流しているのだと思いこんでいたからだ。それがあなた、テレビでプロモを見るなどしたら新曲という。オディレイ路線への回帰などというけれど、いくらなんでも回帰しすぎじゃないかと思ったのだ。
 しかし、アルバムはアルバム。他に何曲も入っているじゃないか。と思いきや、全編を通して雰囲気は保たれているけれど、弾けるような、ガツンとくるような感じはなかった。もちろん、二、三度通して聴いただけでの感想であって、聴いてくうちに虜になるようなアルバムとかもあるんだけれど。というわけで、日本初回限定版(asin:B0006OR19S)を買っておけばよかった〜。という感じはとりあえず無く、これから聴いていこうというところ。ただあれだ、歌詞カードとかのアートワークは抜群だった。これはベックの中でも最高じゃなかろうか(シーチェンジは知らないけど)。あ、そういう意味じゃ、豪華おまけ付きの日本版だったかな、と思わなくもない。