JCDウィーク

 お金もないのに週刊Gallop買ってしまいましたよ。なんといってもジャパンカップダート・ウィークですからね。私はジャパンカップダートも好きで、第一回以来どきどきこの週を待っているものですよ。
 しかしどうでしょう、イギリス馬の招待っていかがなものでしょう。向こうの全天候馬場(ポリトラック)がいかなるものか浅学にて知りませんが、少なくとも今までの結果から出走するに足るレベルにあるとは到底思えません。未知のダート才能馬が眠っている可能性が0%とは言いませんが、それはG1の舞台で確かめることじゃない。武蔵野ステークス、いや、トパーズステークスとかにしてください。
 とはいえ、一流半の米国馬にもあっさりやられるのであまり大きな口は叩けません。というわけで、今年もラヴァマンなんか怖そうです。調教師はフリートストリートダンサーと同じです。それに、ハリウッドゴールドカップといえばけっこう大きな勝ち鞍で、一流半は失礼かもしれません。しかも、そのタイムが10fで1分59秒63なのだから滅法速い。……いやいや、日本と世界を比べるとき、芝とダートは逆ですね。むしろダートは日本が深い。ターフと合わせて、どこまで散水するかというあたりがポイントになったりしたら嫌ですね。とはいえ、怖いことに変わりがない。その点はタップデイも同じで、こちらも伸びしろがありそうな馬です。
 一方で、迎え撃つ日本馬は……、というか、もう俺の本命はアジュディミツオーに決まっとるんや。深い大井の馬場もアドマイヤドンの驚くべきレコードに僅差、さらに暮れの東京大賞典の極寒高速馬場もこなして、なおかつドバイワールドカップで見せ場あっての六着やで。今回叩き三走目で、前回府中も経験しとる。鞍上は泣く子も黙る内田博之や。デットーリがなんぼのもんじゃ、向こうが五馬身ちゃうゆうなら、こっちは六馬身や。わーったか、ボケ。船橋から世界獲りや、モハメド殿下も応援したってな。

追記:モハメド殿下で思い出したわけではないですが、明日はシーチャリオットが復帰するのでした。本当のことなら競馬場まで駆けつけたいところですが、懐具合がよろしくない。ジャパンカップまで休むつもりが、マイルチャンピオンシップで下手をうった(デュランダルは引退だそうですね。私はあの馬が初めてG1を勝つ前の調教VTRで、坂路のチップを跳ね上げてキラキラさせるさまを見て、なんと素敵な馬だろうと思ったものでした)のがいけなかった。ああ、くそ、競馬場!