『時効警察』を見た

 飯食ってビール飲んで寝て起きたら、鳩時計が出てきてドラマのはじまり。体内時計や無意識に思いを巡らす一瞬であった。というか、かなり面白いと思っているのだから、時計と意識に頼るべきだと思った。鳩時計前の冒頭部見逃したわけだし。そんなわけで、今回も面白いのであった。オダギリジョーものっけから涙流したり、「ぶらり途中下車の旅」のナレーションものまね披露したりと、ノリノリなのだ。しかし、もちろんシリアスのシーンのかっこよさは言うまでもないからステキだ。とはいえ、そのシーンもデパートの屋上遊具にまたがってたり、意味もなく携帯越しだったりするのだから侮れない。いや、意味もなくどころか、この番組のスポンサーであり、オダギリ自身が出演するところのDoCoMoの携帯なのだから、意味は大ありなのだ。しかし、その臆面の無さが文句抜きに楽しい。バーのシーンでギネス飲んでたのもそうなのかしらん? とか。それで、そのバーのママ(森口瑤子)と影のあるその娘(吉高由里子)もステキな配役だった(ステキだったので名前を調べた)。で、バーのシーンとかモロに二時間ドラマテイスト濃厚なのもよかった。それでそれで、最後の「誰にも言いませんよ」カードも三日月君に言われるまでもなくいいシーンだった。カードの正しい名前を調べようとしたら、テレビ朝日のサイトでPDF配布していたのだから驚いた(http://www.tv-asahi.co.jp/jikou/card/003.html)。来週は最初からきちんと見よう。脚本家がバトンタッチするらしいけど、なあに、心配はいらないだろう。