針の痛み、人の痛み

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060510-00000038-kyodo-soci

 若者が献血をしたことがない理由で最も多かったのは「針を刺すのが痛くて嫌だから」−。厚生労働省が10−20代を対象に初めて実施した献血の意識調査で10日、こんな結果が明らかになった。

 バカ若者たち、幼稚園児でもあるまい、「針が痛い」と献血をいやがるこの末法の世。いくら富と若さを誇ったところで、血が足りずに困る人を思いやる心なくて何になろう。注射針が痛いのは当然であって、私だって幼少の頃は注射と聞くだけで泣きわめき、じたばた暴れ、それでも押さえつけられ、左手を刺されようとするそのとき、右手で医師の腕に猛然と襲いかかる手練れの注射拒否問題児童、そのまま大きくなって、こんなことを思い出すだけで手に汗握るこの恐怖。飲みぐすり飲んだら喉の奥から血がドバドバ出てくる方式になったら、毎日だって献血してやるぜ。