『WXIII 機動警察パトレイバー』／監督：高山文彦

　機動警察パトレイバー1と2を見たさいに存在を知った劇場版3。それで見てみたというわけだ。が、1と2ほどのインパクトは……あまりなかった。あんまりえぐい描写を好まないシリーズのようだけれども、もうちょっと怪物のキモさが際だってもよかったような気がする。顔がそのまま××の×の顔だったりしたら、とか。
　……などと、なにやら冷めた感想しか出てこないのには、作品外の理由がある。俺が新しいTVで見たということだ。俺はついこないだまでの14型ブラウン管時代において、「地上波デジタルに比べてDVDの解像度が低い」という意味がさっぱりわからなかったのだけれど、こういうことかと納得した。そして、それが気になり続けた。あれ、どうにかなんねーの、みたいな。なかなか作品に没入できない。なんか粗い、って。こうなると、やっぱりBlu-rayとかそういう話になってくるんだなあ、と。

WXIII 機動警察パトレイバー [Blu-ray]

　というわけで、調べてみればこの作品にもBlu-ray版があった。のだけれど、なにやらレビューで酷評。「ナニこの価格？なんでDVDとセットに？？」ということで、なんだかわからないが旧来のDVDと無駄なセットで高値抱き合わせという批判があるようだ。まあ、確かに。いや、しかし、こんな問題があるとは知らなかったなぁ。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版 [DVD]

　いやいや、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のレビューのところに「値段が良心的」って言って、バンダイじゃなくてよかったって感じでバンダイをディスってる内容のあったけど、こういうことを指していたのかな。
　ところでこのEVAのDVD、とっくに予約済みの俺、これはもうどうあれ買うつもりでいたのだし、まあ確かに値段が良心的、かなっと。
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• 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』／総監督：庵野秀明