『009 RE:CYBORG』を観る

009 RE:CYBORG 豪華版 Blu-ray BOX

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 劇場で観ようかと思いつつも、「おれ、009ってタイトルくらいしか知らんわ」ということで見送った作品。自宅のBlu-rayで見終えた感想としては、「劇場、それも3Dで観ても損はしなかったかも」というあたり。『009』シリーズ知らずのおれとしては、なにやらこのくらいしか言えぬ。いや、連休中に観たものがすで記憶の果てにあるような……。あ、おれはいったい、何度目だナウシカ……。
 というのはともかく、『東のエデン』でもそうだったけど、この監督は都市にミサイルみたいなのがいい感じだわ、というなにかもあって。それを言ったら『機動警察パトレイバー 2 the Movie』とか、高性能義体を維持するにはとか言ったら『攻殻機動隊』かとか、なにそれ美味しいですというような。
 というのはともかく、「彼」の方に話が進んでいって、そのあたりは石ノ森章太郎原作が描こうとしていたと、今しがた知って「そうだったの」という感じではある。あと、キャラデザインというのかなんというのか、おまけ映像にあった絵柄と比べて、ここまでリアルっぽくできるものなのか、すげえ! という小並感も。しかし、知らんから言わせてもらうけど、たった9種の特殊技能に「口から火を吐く」が入ってていいのかよみてえな、まあいいけどさ。
 おう、それで、それはともかく、おれは楽しめたな。小並感。ほんとそんだけ。おしまい。