東京プリンセス賞

 大井記念の的中に気をよくして購入。が、皆目見当がつかない。三連複五頭ボックスという消極的手段に。とりあえずビッグサンデー産駒の桜花賞馬は押さえておこうフィリアレギス。ついでスリリングサンデー産駒の桜花賞二着馬のインカローズも無視できまい。鞍上は的場文男だ。さて、この人気サイドにあと三頭。じゃあまた坂井英光でリモーネフレイバー。父クロフネはじめなかなか中央くさい血統。そして大外アプストリーム。前走はゴールドヘッド産駒のゴールドトップに二馬身つけて勝利。ちなみにそのレースでゴールドトップ十一番人気、俺の好きな山田信大まで乗っていたのに……気づけないわな。最後にもう一頭、アートジャパン。距離実績の無さがネックだが、未知の魅力に賭けてみてもいいだろう、サニーブライアン産駒で、近親には「ゴッアメッセージ」という日本語ではほとんど見られない促音と母音の連続を含む馬名の馬などもいる。この「ゴッアメッセージ」、アルファベットで記す場合どうなるのか? 「Goaaa」になるのだろうか? 謎は深まるばかりだ。そして、なにか頭の中で「ゴッア」を繰り返すうちに、もやもや気持ち悪くなってくる。Easy Goerが「イージーゴッアー」じゃなくて何よりであった。「イージーゴアッー」などというのも思いついたが、もう終わる。