ふつうの日記324


 『魔法少女まどか☆マギカ』のこと。俺は地震の前にこんなことを書いた。

 しかしね、「番組終了後」ね。なんかひとつくだらないこと思いついた。

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 こんなん言われたら、いくら出すか? という。
 どうだろうか。配信方法や画質とかは、まあテレビ放送30分と同じとして。
 さて。先にいっておくが、俺にはあまり金がない。でも、うーん、500円くらいなら即決。1,000円でも当然。2,000となると、一瞬止まるが、出す。が、2,500くらいになると、ちょっと考える。で、ぶっぱなしてみて10,000というと無理。いや、3,000なあ。

ふつうの日記 - 関内関外日記(跡地)

 ……なんというか、これに近い事態になってしまったことに、震えずにはおられない。俺はさいしょ、あくまで地デジ画質、自分のテレビで観たいという思いから、しばらくはニコニコ動画を我慢してたんだな。でも、その後の放送も不明? とかいうことで、泣く泣く小さい画面で10話を観たんだけれども。いや、しかし。
 しかし、なんだろうね、この巡り合わせは。内容的に、あの廃墟だのが問題なのかなんなのかわからんが、ついていない。やはり、間が空くと興味がどうなるかというところもある。QBの正体、ほむほむ(なんでいつの間に飲尿キャラがついているのかよくわからない←観測範囲の問題か?)のループ、けっこう手札が明かされた状態での小休止となってしまった。むろん、興味を失うことはないが、テンションという面で。しかしまあ、溜めて溜めて、その先のクライマックスを楽しみにしよう。

 ……って、アニメ観られる状況ならいいけどな。まあ、4月いっぱいなら、生計的にはもつけどさ、余震というか地震とかね。

実際にインドネシアでは、2004年スマトラ沖地震(M9.1)の南側に隣接したプレート境界で、3ヶ月後にM8.6の大地震と大津波が生じました(図2)。その後も、M8級の大地震が何度か引き続いて今日に至っています。こうした状況が今後日本でも続くことが懸念されます。
つまり、日本の地殻は、言わばパンドラの箱が開いてしまった状態にあります。これまでの地学的に平和で安定した時代は終わりを告げたと認識し、どうか頭を切り替え、限られた資源とマンパワーを有効に配分してください。

東日本沖巨大地震

 まあ、もうパンドラの箱が開いてしまったらしいので。でも、そんなん前からじゃないのかというのも正直なところ。2009年の9月にこんなことを書いた。

今後30年間に70%の確率で起こり、最悪1万人以上が死亡すると国が想定する首都直下地震
NHKスペシャル|首都直下地震 見逃された危機

 防災の日らしい番組見てて思ったんだけれども、「今後30年間に70%の確率」で起こるって、まあ過激な地震予知、予言の類とはべつに、なんとなくたしからしく想定される大地震っつーんだけれども、なんかその、総選挙で政権交代したりした直後になんなんだけれども、こんなものが向こう30年で想定されているっていうのって、なんかもう、その、出生率だとか、経済成長率だとか、年金だとか、そんなもんどうでもいいじゃんっていうか、そんなんで数パーセントどうこうなったところで、これで、なんだっけ、100兆円以上吹っ飛んじゃうなら、なんかもうしょうがねえっていうか、お手上げっていうか、無駄っていうか、どっちにしろ、こんなんでご破算じゃねえかって思ってしまうのである。

実在する地震/世界の破壊 - 関内関外日記(跡地)

 まあ、今ひけらかすにはよろしくない言葉だとは思う。思うが、やはり地震の前から俺はこう思っていたし、またこの大災害を見て、「でも、首都圏直下地震も、東海大地震もあるんだろ?」という思いは消えない。
 続いてこんなことも書いている。

 でもね、たぶんだけれども、さすがに日本沈没となれば話は別だろうが、想定されている中で最大の地震がきて、首都圏が焦土になっても、そこにたまたま生きていても、なんというか、一時的に、いや、しばらく、あるいはちょっとは長く、今から比べたら非日常というか、今の構造というか、システムがぶっこわれた期間ってのはあるかもしれないけれども、しかし、たぶん、その中ですぐに日常は日常として姿をあらわし、この社会の、政治の、大きなしくみというか、そういうものはほとんど変わらないのではないかなどと想像する。

 さて、これはどうだろうか。はっきりいって、首都圏が焦土にはなっていない。ただ、放射性物質の問題がある。かなりの問題だ。しかし、これもやはり、横浜にいる人間の傲慢で言わせてもらえば、それをも日常が呑み込んでいくのを見ているような気にもなっている。いずれ、放射性物質の濃度も花粉情報並みになるだろうし、電気や水の不足なども、それなりの仕組みでまわされていく……。
 楽観すぎるか。さて、これを読んでるお前の会社の、業界の景気はどうだろうか。まず、地震の前どうだったか思い出してくれ。……さて。
 さて、ちょっと想像がつかない。もうしばらくしたら、外食や観光関係などからガンガン潰れていくことになるだろうし、いや、列挙もすまい、きりがない。きりがないくらいの状況だろう。想像がつかない。今はまだあまり見かけないが、失業や生活保護という文字が、被災地に関わらずまた大きくとりあげられることになるだろう。
 しかしまあ、もとより悲観していた俺にとっては、予想外でも想定外でもなく、それが早まっただけという気もしている。そういう意味では気が楽ですらある。じゃあなんとかしようという、大きな力が働きはしないだろうか。
 ……いや、俺は楽観主義者なのかもしらん。なにもわからない。あるいは、もう放射線で全部だめになってしまうのか。それならそれでもいい。まあちょっと、疲れているかもしれない。俺の脳味噌にも電力が足らないということだ。たぶんね。それじゃあ。