イチロー、そしてスポーツその他について

 

イチロー(MLB マーリンズ) 2018年カレンダー

イチロー(MLB マーリンズ) 2018年カレンダー

 

イチローシアトル・マリナーズに復帰した(↑このカレンダーは貴重?)。前回のマリナーズ在籍時の晩年は、なにかチームとも地元ファンともうまくいってないような印象があった。今度の移籍がメジャー最後の移籍になるのかどうかわからないが、今度は仲良くなってよいグッバイを迎えてほしいと思う。

ところで、イチローがいまだに英語で取材に答えず、通訳を通す云々の話がある。おれが思うに、イチローは引退を決めたとき……それが50歳かどうかはわからないが……、はじめて英語でアメリカのファンに別れを告げるのではないか。そんなふうに想像している。

引退と言えば、引退勧告を受けて引退するのが大相撲の大砂嵐だ。好角家からすると取り口が汚いとか言われていたものだが、どうにも惜しいように思う。なにせエジプト出身なのだ。大相撲が「世界の力自慢集結大会」になってほしいと思うおれにとっては残念だ。しかし26歳、まだ若い。やはり総合格闘技に転向ということなどになるのだろうか。ところで、ドラマに出た把瑠都の演技力はどうだったのだろうか、少し気になる。

一方で、ベテランながらに日本球界に復帰したのは上原浩治。あの小気味良いピッチングがまだ見られるというのはうれしい話だ。とはいえ、巨人に戻るのか、というのは当然のようでいて、なにか意外なような気もする。だってあんた、上原ってあんまりジャイアンツ好きじゃないでしょ、という。まあ、勝手な想像だけれども。

その巨人から戦力外になった村田修一独立リーグへ。正直、意外だった。去年の成績からして、いきなりチームの主軸でなくとも、現レギュラーになにかあったときの控えとして欲しがる球団はあると思っていたからだ。どうも横浜時代の素行から忌避されたという話もあるようだが、おれは横浜在住の非横浜ファンであるから、そのあたりはよくわからない。でも、年俸にもこだわらないというのは本当のようにも思え、控えのさらにバックアップとして、NPBのどっかが獲っても不思議じゃないよな、とは思う。でも、「カープに必要?」とか言われると微妙なところで(安部が怪我したりはあるけど)、各球団やっぱりそういうもんかな、みたいなところはあり。でも、「カープに村田」というのも面白くはあり。いや、なんせあんまり大物が移籍してくるような球団じゃないので(石井琢朗はもちろんのこと、福井敬治でも昂奮したもんです)。

そういや、山中慎介のドキュメンタリをNHKがやってて、画面からうける印象では、やはりボクシングのルールからは外れてしまう(本人もネリのドーピングについて「言っちゃいけないかも」みたいなこと言ってたが)、究極のところで勝負をしていて、それに負けてしまって、なにかそれはそれで満足しているようでもあり、逆にそういう次元にいたがゆえに「神の左」と称される圧倒的な強さでチャンピオンで居続けたのであろうとも思ったり。今後、ラスベガスとかで井上尚弥がネリをぶちのめすようなことはあるのだろうか。

未来のチャンピオンというところでは、言うまでもなく藤井聡太だろう。今度は師匠との対局で話題になった。もう、現役名人も永世七冠も撃破しているのだから、勝つのは順当とはいえ、千日手になるあたりがドラマチックだ。なにか持っている、のだろうな。しかし、AI時代突入のこの時期に、こんな棋士が登場するあたり、将棋の築いてきた歴史は伊達じゃないといったところだろうか。

とまあ、なんか話がとっちらかってなにがなにやらわからんけど、こんなところで。