今年のカープのドラフトは……成功かどうかなんて、5年、10年経って振り返ってみてわかるものだろう。そして、Don't look back in anger。あんな年もあった、こんな年もあった。
が、それでも、とりあえず昨日についていえば、やっぱり成功といっていいんじゃないの。昨日はベリーベリナイスだった。
www.sanspo.comだって、カープというチームが一番に希望した選手と契約できそうなんだもの。そして、その権利を求めたチームが、ほかに三つもあるのだもの。
そりゃ、みんなが良いというものが良いとは限らない。ましてやまだ先の話だ。未来はわからない。わからないけど、とりあえず小躍りしてもいいんじゃないのか。
小園海斗君、なにやら守備位置が深いらしいじゃないか。足も速いし、パンチ力もあるという。菊池涼介みたいなのがもう一人ショートにいたら、伝説の「アライバ」とは別の形で球史に残るかもしれないぞ。
……って、気が早すぎる。そりゃ小園君が二軍暮らしで終わる可能性もあるし、タイミングが合わず菊池がいなくなってしまうかもしれない。でも、今日くらいなんかそんな夢くらい見させてくれ。
そんでもって、チームの穴と言われていた若い野手も、即戦力の投手も獲れたらしいし、まあよかったんじゃないのか。カープ伝統の三文字名字投手は獲れなかったけど。
それにしても、まあ、くじ引きのあと、小園君の顔がとりあえずニッコニコになってくれたのはよかったな。暗黒期のカープだったらどうだったろうか、とか思ってしまったわ。
あと他のチームの話はようわからんが、北海道日本ハムファイターズがなんかでたらめというと悪いけど、花のある、名のしれた選手を立て続けに指名して面白かった。そういうドラフトをするチームだし、それで結果も出してきたのだからそれでいいだろう。それにしても、すげえよな。おれ、万波中正君なんて、乙坂智くらいの順位でベイが獲るのな、と思ってたら、それもかっさらっていった。まあ、なにより吉田君なのだろうけれど。
まあ、ともかく、5年、10年。いや、即戦力を求められる選手には1年、2年で結果残さなきゃいかんが、チームとしては長い目で見て。
※どうでもいい追記。乙坂が何巡目だったかな? と思ってWikipedia見たら(5巡目だったのでそれほど万波君もかわらん)、こんなことが記されていた。
「乙坂」という苗字は、日本国内で169軒にしか確認されないほど珍しいとされているが、DeNAへの入団当時の球団職員(管理栄養士・調理師)に同姓の人物がいた。そのため、合宿所の施設見学で初めて対面した際に名刺を渡された際には、お互いにテンションが上がったという。
カープの球団職員に「正隨」さんは……いないか。たぶん。
今すぐ知りたい名字の由来|ニッポンの名字|郵便年賀.jp|ゆうびん.jp
ちなみに、「正隨」で検索してみたら、「ちょっとよくわからないようです」と出てきた。よし、その名を轟かせるんだ正隨優弥!