ルイガノMV-1、タイヤの換装(パナレーサー・パセラ)

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火曜だったか水曜だったか、自宅アパート近くの路地、坂道にて自転車のタイヤがパン! と弾けた。後輪、パンク。部屋に自転車を入れてよく見てみると、おそらくは固くて鋭いなにかを絶妙の角度で踏んでしまったのであろう裂け目があった。タイヤを、チューブを、換装しなくてはならない。

……これが、五年、いや十年前のおれならばテンションが上ったことだろう。「どんなタイヤにしようか?」と。ところが、自転車趣味を半ば以上放棄してしまっているおれは、ただ単に「面倒だなあ」と思うばかりであった。

パンクしたタイヤはシュワルベのマラソンであった。

 

調べてみると、2012年から換えていない。よく保ったといえる。おれはこのタイヤになんの不満もなかった。いいタイヤだと思う。

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この記事は意味がよくわからないが。

して、タイヤを換えるにあたって……シュワルベ高いな、と思った。思ったので仕方がない。とはいえ、よくわからないメーカーのすごく安いやつでも不安だな、と思った。その妥協策として、メイド・イン・ジャパン、パナレーサーパセラにした。どうせ近距離の通勤用、これで十分なのでは、と。

 

サイドに色があるのもいい。これでいいや、と。もちろん、前後輪ともに換える。ついでにチューブも換える、リムテープも換える。そういうことになる。

 

 

 パナレーサー尽くしだ。これでいい。

……と、全部Amazonで買って、今日換装した。自転車をいじること自体久しぶりなので、時間がかかった。ただ、自転車をいじるのは時間を忘れる。久々にそう感じた。前後輪ともに、新しくなった。悪くない。

そして、近くのコンビニまで東スポを買いに行くので、乗ってみた。

……むむむ。柔らかい。シュワルベのマラソンは100psiまでいけて、限度まで固くしていたので、60psiのパセラはいかにも柔らかい。なんといっていいのか、頼りない。マラソンが「カッチカチでグリグリいくでー」というのに対して、なにか心もとない。ここまで差があるか、という感じである。正直、ちょっと高くてもマラソンにしておけばよかったかなーなどと思った。レピアーウィットでちょっと儲けた……のはあとの話だとしても。

が、まあ、慣れだろう。そう思うことにしよう。そして、タイヤなんてもんは固くて鋭いものを絶妙の角度で踏んでしまえばそれまでのこと。そうならないこと願って、少しでも長くこのタイヤを使おうじゃあないか。以上。