いい感じのシャープナーを買ったら包丁がよく切れるようになった

おれは分不相応な包丁を使っている。十数年前、なぜか「よい包丁がほしい」病にになり、いろいろ調べて、自分にとってはけっこうなお金を出して買ったものだ。一度、鋼の小包丁とともに包丁研ぎに出したとき、「プロの方ですか」と言われたこともある。

 

刃先はちょっと欠けてしまっているが、切れ味は衰えない。……が、まあ使ってると衰えるものなので、たまにシャープナーを使っていた。東急ハンズで買ったやつだ。それも買ってずいぶん経つ。そろそろ新しいの買うかな? と思っていたところこんな記事を読んだ。

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稲田俊輔(イナダシュンスケ)さんおすすめの逸品だ。その逸品にいたるまでの、プロの研ぎ遍歴もおもしろいので読んでほしい。

 

まあいい、そんなに高くないから買うか、と買ったのがこれである。

 

三段階の砥石、これである。おれも砥石は持っているが、一晩水に漬けるのも面倒だし、金がなかったから三種類も買えなかった。が、これなら三段階研げる。しかも水が注入できる。ナイスギミック。なんかいい感じに違いない。おれはさっそく買った。

 

買って、満足した。くたびれたシャープナーを使ったあとより、格段に切れ味がよくなった。久々の感覚といっていいかもしれない。スッ、スッと野菜が切れる。悪くない。

 

とはいえ、おれの自炊は包丁を買ったときもお好み焼きしか食べていなかったのでキャベツ切り専用、今も野菜炒めばかり食べているのでキャベツや白菜を切るばかりである。とはいえ、包丁とてそんな特殊なものを切りたいとも思っていないだろうし、それでいいのである。

 

というわけで、なんかいい感じのシャープナーで包丁がよい感じになって野菜がよく切れるという、それだけの話でした。

 

 

……おれは上の記事のリンク先から買ったけど、Amazonでも売ってた。

 

 

まな板は木のもの、桐のものを使っている。包丁にやさしい。しかもこれはかなり安いので、少しくたびれてきたと思ったら買い替えるの躊躇はいらない。あんまり買い替えないけど。