2024年 日本ダービー回顧 シンエンペラーかっこよかったよな? あと、虎石マジサンクス

2024年5月26日付け東京スポーツ紙より

 

今年の日本ダービーの本命馬はかなり早くから決まっていた。シンエンペラーである。

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で、上の記事に書いたとおり、おれは日本ダービーをリアルタイムテレビ観戦できない。ダービー出走時間、おれは……なんと本当にHedigan'sの「説教くさいおっさんのルンバ」を聴いていた。時計を見たから確実だ。それにしてもHedigan's、YONCEのかっこよさよ。いや、本当にかっこいい。ライブのアレンジにはそのよさがあって……フェスのことはあらためて書きます。

 

で、フェスの隙間の時間になって、JRA公式サイトで動画がを見ることにした。家に帰るまでうっかり結果を見てしまう危険性はある。ならば、配信を見てしまえ。でも、これがなかなか人が多いせいか繋がらない。なかなか繋がらなくて、目黒記念のちょっと前くらいにようやくつながった。

 

……ダノンデサイル? それにジャスティンミラノ。シンエンペラーは3着。おれはかなり落胆した。せめて2着はなかったのか、と。だいたい、実況によればドスローっぽい。もっと前々で競馬していれば、勝ちはともかく2着はあったんじゃないのか。うーん、落胆、落胆。

 

と、思ってもう今日の馬券の結果を見てしまえと見てみたらこんなことになっていた。

 

 

ワイド8000円を200円、三連複20000円を100円買っていた。おれの馬券購入額は少ないので、この程度で勝ちになる。いや、東京10レースでナイトアクアリウム(この馬は揉まれるのが苦手で、外枠だから買いました。でも、思いっきり道中揉まれて伸びてきてるじゃん)のワイドとかあったんだけど。

 

というわけで、おれがダノンデサイルを買えた理由を書きます。東スポの虎石晃が本命にしていたからです。上の出馬表を見てください。孤高の◎が打たれている。ついでに見ると、相手はジャスティンミラノで、△でシンエンペラーまで回してる。完勝だ。でも、シンエンペラーについて、「走るごとに期待はずれの感じが強くなってきている」って言ってなかったっけ。違う人かな。まあいいや。

 

おれは清水成駿が東スポで馬単三国志をやっていたころから、次の東スポ一面予想家は虎石だと思っていた。なにせ、予想に石牟礼道子の名前をぶっこんでくるのだ。「これはすごい予想だった!」みたいな思いはないが、予想文章なんてのは読ませなきゃいかん。今年のダービーではガルシア=マルケスの遺作を持ち出してきていた。読者層考えてるのか? いや、東スポも今やおれのようなインテリしか読みませんか。いつおれがインテリになった?

 

まあいい、京都に移住して予想家になった虎石晃が初のダービーで大穴をぶち込んできた。これは気にしなくてはならない。そう思った。虎石の本命がなければダノンデサイルは見落としてしまったかもしれない。虎石マジサンクス。

 

で、家に帰ってでかいテレビ(分不相応にわりと本当にでかいテレビです)でダービーを見直した。したらなんだ、シンエンペラーよく走ってんじゃねえか。スローの前残り競馬のなか、頭が高い走りで、「なんだよ、おれも混ぜろよ!」みたいな傲慢さで追い込んできている。かっこいいじゃないか。どうもスタートに失敗したらしく、そのあたりも含めて坂井瑠星のせいで3着だったかもしれないが、坂井瑠星でなければ4着以下の可能性もあった。そのあたりはわからん。基本的におれは矢作調教師と坂井瑠星は好きだ。

 

【日本ダービー】シンエンペラー坂井〝無念〟3着 秋は凱旋門賞挑戦プラン 藤田オーナー「もちろん行きます」 | 競馬ニュース・特集なら東スポ競馬

 

で、凱旋門賞行くとか。現場の実績で出られるのかしらんが、挑戦する価値はある。前哨戦も使うらしい。もしも、凱旋門賞馬の全弟が日本の高速馬場にも対応しつつ、ちょい負けしていただけだとしたら。欧州の馬場で本領が発揮されるとしたら。楽しみは尽きない。

 

日本ダービー(G1) 結果・払戻 | 2024年5月26日 東京11R レース情報(JRA) - netkeiba