『13日間で「名文」を書けるようになる方法』(高橋源一郎)を読む

横浜市中央図書館の三階ってのは妙な階で、横浜市にまつわる資料と、昔の新聞の縮刷版とかいうやつと、なぜか言葉についての本が置いてある。なんで言葉に関する本が三階にあるのかおれにはわからない。おれはこの間、三階に久々に寄ってみた。そしたら、こ…

『ROCA』は、いしいひさいちの『けいおん!』なのか?

おれは仕事中、ふと、いしいひさいちのことが気になった。おれは仕事中、ふと、なにかが気になることがある。目の前にあるのはベルトコンベアではなく、インターネットに接続されたiMacである。おれの後ろには労働を見張る督戦隊がいるわけでもない。おれは…

マルク・マソン『双極性障害』を読む

おれは双極性障害を患っている。なので、双極性障害について語られているものを読むと、いっちょかみしたくなる。が、おれはあくまで高卒の一患者なのである。医師でもカウンセラーでもなんでもない。単なる当事者だ。だが、当事者は語りたい。そして、語る…

ケン・リュウ『紙の動物園』を読む

紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 作者: ケンリュウ 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2015/05/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (10件) を見る ケン・リュウの短編集である。短編集のタイトルになった「紙の動物園」がトップ・バッター…

【お恵み】ビールは瓶から飲む? グラスから飲む?【ビール】

暑い夏にビール差し入れ、ちーっす、感謝してまーす。 ……とかいうと感謝の度合いが足りないような気がしてしまうが、逆にいえば恵まれないものに施しをするという善行という機会を与えたということになる。このインド的物乞いの発想によって、おれは後ろめた…

黄金頭さん、高野山に参る(二日目)

承前。 goldhead.hatenablog.com 和歌山の朝は早い。 もちろん開いていないわけだが、商店街にこういう場外馬券売り場もある。中央のも買えるようだ。 台風が次の日か、その次の日に来るという。この日は朝から暑い。 革命……読めない。 これは読める。 とて…

黄金頭さん、高野山に参る(一日目)

黄金頭さんというさとられた方がいるわけなのだが、さとりではまだ足りぬ、よんとり、ごとり、ろくとりとステージを上げていかねばならない、ということになる。そのためにはどうすればいいのか。簡単な話である。パワースポットでスピリチュアルなパワーを…

いま話題の中国SFとは? 『折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー』を読む

折りたたみ北京 現代中国SFアンソロジー (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ 5036) 作者: 郝景芳,ケンリュウ,牧野千穂,中原尚哉,大谷真弓,鳴庭真人,古沢嘉通 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/02/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ …

私はどこに「いない」のか

【3868】 コンサータによって自己の連続性を失いつつある | Dr林のこころと脳の相談室 これを読んで思うたことを昼休みに書く。昼休みといってもおれは今日の午前中ベッドの上で固まっていたので、昼休みといっていいのかどうかわからない。 「赤肉団上に一…

お医者さんを信じていいの? 『「最悪」の医療の歴史』を読む

「最悪」の医療の歴史 作者: ネイサンベロフスキー,Nathan Belofsky,伊藤はるみ 出版社/メーカー: 原書房 発売日: 2014/01/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 古代ギリシア時代からリンカーンの頃まで、医療は人間に益より害を与えることのほ…