国会議事堂散歩・補遺

sanpoo.jp サンポーさんに寄稿いたしました。日比谷公園~霞が関、国会議事堂といったあたりです。最初ずいぶん変化朝顔という植物の話に取られてしまったので、国会議事堂のことを補いたいと思います。 といったところで、補うにしても、自分のなかで曖昧な…

抑うつ状態になったことのない精神科医って普通にいるわけだけれど

※着地点が見えないまま書き始めました。 おれがおれの行きつけの医者に行くようになって何年も経つが、たまに症状などを話していると、「あれっ?」という反応をされることがある。前にも言ったような気がするんだけどな、みたいな。そりゃあ精神科の開業医…

2019年9月8日〜9日 台風15号覚え書き

台風が向かってくる日曜日。昼は急にパラパラ雨が降ったり、日が差したり。ネット、テレビ、気象情報。「過去最大級の台風が関東上陸? ふーん」。 夜になると本降り。0時に寝ようかというときにはそこそこの音。しかし、眠りにはつけた。 午前4時、携帯端末…

『死と生きる 獄中哲学対話』(池田晶子・陸田真志)を読む

死と生きる―獄中哲学対話 作者: 池田晶子,陸田真志 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1999/02/01 メディア: 単行本 購入: 4人 クリック: 120回 この商品を含むブログ (35件) を見る 獄中哲学対話といっても、池田晶子さんは獄中にいないので、獄内獄外対話と…

横浜町中華紀行Vol.001『横浜飯店』

おれが横浜の町中華ムックを買ったというのは前に述べたとおりだ。 goldhead.hatenablog.com おれは、いきなり町中華に行った。町中華というものに「いきなり」があるのか、「満を持して」があるのかしらないが、おれにとっては「いきなり」だった。土曜日、…

映画のもっとも美しい瞬間の一つ 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を観る

www.onceinhollywood.jp シャロン・テートが映画館に自分の作品を観に行くシーンがある。あまり大きな劇場ではない。客も満員というわけでもない。それでも、シャロンは幸せそうにスクリーンを観る。自分のコミカルな演技で、客が笑う。シャロンも笑う。アク…

『高畠素之の亡霊 ある国家社会主義者の危険な思想』(佐藤優)を読む

高畠素之の亡霊: ある国家社会主義者の危険な思想 (新潮選書) 作者: 佐藤優 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2018/05/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 優雅で感傷的な日本のアナーキストが好きなおれにとって、高畠素之というのは「その周…

疲れてる、そして悲しい(ちょっとHで面白い! あなたが主役の「かくし芸」)

疲れている。 この疲れは、精神疾患と関連している抑うつや倦怠とは違う。それはおれの身体をよく知っているおれがそう言っているのだから、そうなのだ。 というわけで、この疲れは……単なる疲れ? どういっていいかわからない。むしろ、おれの身体をよく知っ…

DELLのノートパソコンを注文したのこと

おれは先日こんなことを書いた。 goldhead.hatenablog.com そろそろ自宅のDELLのデスクトップ、10年ものになるだろうか、買い換えどきを感じているという話である。そして、上のエントリーを書いているうちに「ノートパソコンがよくないか」と思った、そんな…

Local Green Festival 2019 感想

Local Green Festival おれ、四十にして初めてフェスというものに行くことになった。女が「くるりがローカルグリーンフェスというものが赤レンガ倉庫あたりである。行かないか」というのである。女はおれより二十年上である。「フェスいいですね」ということ…