エンドレスエイトの終わりとエンドレスワンダーランド

ついに終わったエンドレスエイト

※ネタバレあり
アナグラム。意味は各人で調べよ。

 ネットで今回終わるらしいという雑誌表紙ネタを見てしまったのが痛恨。本当に痛恨。失敗したと思ったし、今回に限ってはもう一度失敗してくれればいいと思った。でも、まあもう、失った時間は戻らないのだし、残念でしたというしかない。
 しかし、今回はよかったな。朝比奈さんの泣き顔と、最後のハルヒの怒った顔のアップ、あれだけでよかった。はっきり言って、オチを原作通りにするとは思っていなかったが、まあ許そう、すべては許されよう、という具合でいいんじゃないのか。よくない、といったところで、やっぱり巻き戻せはしないのだし。いや、もう、俺ももう本当に、無駄にやりすぎだとしか思えないんだけれども。
 ただね、なんというかね、この繰り返しのおかげでね、俺はどうも「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズにフィッティングできる猶予をもらったというか、そういう気はしている。原作も、アニメもまったくの初見ではじまった今回の「あらためて」放送、ここで盛大な足踏みしてくれたおかげで、原作を読んだり、ネットの阿鼻叫喚を眺めたりと、なんつーか、仲間入りというわけではないけれども、「エンドレスエイト体験をした」というようなあたりはあった。まあ、しなくていい体験ではあるように思えるんだけれども。

それでも終わらせるのは惜しいエンドレスエイト

 でも、しかし、これで終わるのは惜しいという気はする。前にも書いたけど、この脚本の使用について何らかのフリーにしちゃって、好きなやつが好きなだけエンドレスエイト制作してもいいとか、そうなれば面白いと思う。
 あと、そうだな、たとえばゲーム化とか。「絶望感」とか「水着の露出度」とか「声優のやる気」とか「声優のアドリブ」とか「御大将度」とか「顔がけいおん!っぽい」とかのパラメータを調節して、自分なりのエンドレスエイトが作れる、とか。それで、露出度最大にしても古泉がブーメランパンツになるだけで、ディスクたたき割ったりするのがいいと思う。夏だし。
 まあしかし、なんだ、そういうことで、それじゃあ、また、おつかれさん。

 ああ、あと、来週、何やるのかしらねーけど、冒頭に「何かがおかしい」って入れればいいと思った。