今年視聴したテレビアニメベスト5

 本のベスト5を決めたのだから、アニメも決めようかと思う。が、アニメについては「一話ごと感想を書いたりしてない」、「改編期は慌ただしくじっくり感想を書いていない」などという理由でひっちゃかめっちゃかだ。それに、2011年から2012年にまたぐもの、2012年から2012年にまたぐものはどっちに入れたらいいんだ? などという疑問も。ようわからん。ようわからんのでwikipedia:2012年のテレビアニメ (日本)のリストなどを参考にした。なお、「これは良さそうだから録画したのをまとめて見よう」(←見てない)というものもあるので、自分でも真のベスト5かわからん。というか、とりあえず(現時点での)全話を見ているものを列挙するか。まだ半分、というやつもある。11年秋からの2クールも入れてみたが、探しきれたかわかんない。ようするに手に負えない。

 ……リストにしたところで手に負えないし、このままなんかランクにするか。まあともかく、全話見通したというのはそれなりにおれを吸引するなにかがあったというわけだが、とりわけ「よかったな」のをボールドにした。が、自分の環境では見分けがつきにくい。というか、多すぎる。もういいか。いや、5つ選ぼう。スシマスターだって5つくらい許してくれるはずだ。たぶん。でもやっぱり、未完のものは外すか……。

ヨルムンガンド

 2期含む。男(の子)の好きそうな世界と言われればそれまでかもしれないが、好きなんだかからいいじゃねえか。個性あふれるキャラがバランスよくストーリーを織り成していってさ。2期も含めてきっちり終わらせた。いい終わり方だった。ただ、難癖を一つつけると、よくできすぎてるというか、隙がないというか……。いや、どっかぶっ飛んだところはなかったな、というような。でも、話のスケールは壮大だし、ディテールは細かいし(銃のこと詳しくないが、たぶん)。
 そんで、原作もたぶん面白いんだろうなというあたりもよかったかなと。
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LUPIN the Third ―峰不二子という女―

LUPIN the Third 峰不二子という女 BD-BOX [Blu-ray]

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 日本で『ルパン三世』シリーズと無縁に生きるのはけっこう難しいんじゃないかと思うが、熱心なファンと「夕方の再放送で見たなー」という人、原作から何からすべて知っている人、まあ温度差はあるだろう。おれはといえば「夕方の再放送」を子供のころ見たタイプで、それが何回目のアニメ化だとかそういうのは知らない。そういう意味では、知識も思い入れも薄いほうだ。……などと断った上で、おれこれ好き。音楽はオープニングもエンディングも作中もぜんぶかっこいいし、あえてレトロな感じを出してんのが厭味な感じでもなく。ほかにあまりない、アングラ、サイケでダークなあたりを攻めてみて成功したというか。それに、沢城みゆきさんの峰不二子の声も好きだし、たまにやるルパンの特番みたいなのもこのテイストで一回やってくれよ、と願ったりしてんだけどどうだろうか。
LUPIN the Third 峰不二子という女 オリジナルサウンドトラック

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CHROMATOGRAPHY 通常盤

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じょしらく

じょしらく 1(期間限定版) [Blu-ray]

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 インターネットラジオ込みで、というあたりで一つ。いや、最初は原作も知らず、部活ものかな? とか思っていたりしたんだけど、そうでもなく、それゆえに行動や言動の幅も広がりって、まあ原作の話か。でも、東京巡りのBパートもおもしろかったよ。それでもって、一番見事だと思ったのが最終回で、もちろん2期あれば見たいが、あれはきれいだった。そんで、五人のキャラも皆立っていたし、中の人たちのラジオもよくてね。そんでとくに、ゴリラ愛……ではなく、後藤沙緒里さんになんかやられました。あと、原作は全巻買ったし、『さよなら絶望先生』へと個人的につなげてくれたところもある

夏雪ランデブー

 まあ、なんか言い尽くしているので。

 原作はどうしようか。

ゆるゆり♪♪

 あー、やっぱり好きだしな。うん。外せないというか。でも、最終回のキスシーンとかもうちょいどうにか、とか思った記憶が。いや、曖昧で。しかし、原作にも全巻手を出したし、音楽のほうもちょくちょくと……と。え、一位なのになんか存在感感想なのはアッカリ〜ンということで。

次点など

 『キルミーベイベー』がわりと好きだったのに、なんか売れてないのがネタになってるの最近知ってわりとショックだった。『坂道のアポロン』は、あのライブの回は群を抜いてたな。この二つは迷ったところ。『偽物語』は入っていいはずだけど、記憶が薄れている。見返す気力と時間がない。『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』も当然入れたいところだけど、やっぱり「続く」でもいいんで尺の中でどうにかというか、待て、配信というのはちょっと。あ、ちなみにまだ最終回? 見てないです。全国編はピシっとしまりますように。同じ理由で『ガールズ&パンツァー』も。いろいろの事情はあるのだろうけど、惜しいよなぁと。
 あと、『中二病でも恋がしたい!』は、最終回で六花がトラウマを乗り越え、中二病に回帰? して、というところでそんなに悪くないようだったし、最初無灯火だった自転車も途中から点灯していたので安心したし、アニメーションはすべてすばらしい感じだったのだけれども、回を重ねるごとにエンディングテーマとの乖離というかそういうものを感じてしまって、そこのところが未だに抜け切れていないおれにとってはどうも引っかかるところもあり……。うーん、消化しきれてないな、と。
 まだ2クールの途中だよ、というところで一番好きなのは『新世界より』が断然で、2馬身くらいつけてノイタミナ勢。後半でバテたり伸びたりはあるので、まだわからん。わからんけど、『新世界より』は今の時点で今年のベストでもいいくらい好みのアニメだ。アニメ終わって原作に手を出す気になるかどうかは想像つかないが、少なくとも今はアニメを追いたい。一方で、『ROBOTICS;NOTES』は名塚佳織さんの……なんといったらいいのかわからんが、そういうのもあるのか! という演技がファンとして面白く、ゲームに行ってみようかという気もしている。『サイコパス』は今後次第。
 ちなみに、知っている絶対数は少ないが、好きな声優さんを5人挙げれば名塚佳織沢城みゆき福圓美里斎藤千和後藤沙緒里となる。あと5人いいなら、田中理恵小岩井ことり植田佳奈金元寿子……って、きりがないのでこのへんで。おしまい。