ミュージック&カーアクション! ……というビックリマークが似合うのかどうかよくわかんない。主人公はベイビー。幼いころの事故で音楽を聴き続けなくては耳鳴りがする。まだ若い。職業は逃し屋。すごい走り屋。つねにミュージック、そしてドライブ。
気をそらさずに、最初から最後まで観ることができた。カーチェイス、カーアクション。あるいは、コンピュータ・グラフィックス全盛の中で残された、リアルな領域。もちろん何らかの加工はあるに違いないが。
登場人物それぞれの個性や、バックグラウンドが描かれながら、サクサクと進んでいく。iPodの音楽とともに進んでいく。おれが知っているといえるのはベックの「デブラ」しかなかったのだが(しかし、「デブラ」は重要な曲だ)。
つーことで、スバルのインプレッサWRXがギュルギュルとドリフトしていくのを観てもよいし、名曲に合わせてシンクロする映像を観てもいいし、やはりアメリカ人の「カー」に対する愛を感じてもいいかもしれない。そう、音楽とシンクロする映像。ミュージカルではないけれども、BGMとも違うなにか。なんかいい。そんなところ。
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ブリット・ポップ好きとしては、この映画でSuedeが流れてきたときにしびれたものだ。
- アーティスト: BECK,ベック・ハンセン,マイク・シンプソン,バズ・クリフォード,ジョン・キング,エド・グリーン
- 出版社/メーカー: MCAビクター
- 発売日: 1999/11/20
- メディア: CD
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「デブラ」はこのアルバムから。おれはまあ、ベックのの中では好きな方ではないアルバム。