映画『ベイビー・ドライバー』を観る

 

ミュージック&カーアクション! ……というビックリマークが似合うのかどうかよくわかんない。主人公はベイビー。幼いころの事故で音楽を聴き続けなくては耳鳴りがする。まだ若い。職業は逃し屋。すごい走り屋。つねにミュージック、そしてドライブ。

気をそらさずに、最初から最後まで観ることができた。カーチェイス、カーアクション。あるいは、コンピュータ・グラフィックス全盛の中で残された、リアルな領域。もちろん何らかの加工はあるに違いないが。

登場人物それぞれの個性や、バックグラウンドが描かれながら、サクサクと進んでいく。iPodの音楽とともに進んでいく。おれが知っているといえるのはベックの「デブラ」しかなかったのだが(しかし、「デブラ」は重要な曲だ)。

つーことで、スバルのインプレッサWRXがギュルギュルとドリフトしていくのを観てもよいし、名曲に合わせてシンクロする映像を観てもいいし、やはりアメリカ人の「カー」に対する愛を感じてもいいかもしれない。そう、音楽とシンクロする映像。ミュージカルではないけれども、BGMとも違うなにか。なんかいい。そんなところ。

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d.hatena.ne.jp

ブリット・ポップ好きとしては、この映画でSuedeが流れてきたときにしびれたものだ。

 

ミッドナイト・ヴァルチャーズ

ミッドナイト・ヴァルチャーズ

 

「デブラ」はこのアルバムから。おれはまあ、ベックのの中では好きな方ではないアルバム。