ちょっと驚いた

http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cs200506220156.html

「お客さんがたくさん入った中で区切りの一本が打てれば、こんな幸せなことはない」

 サッカー見るから早く寝なきゃいけないのに、ベッドに入っても全然寝つけない。気が付いたら十時も四十五分頃になっていて、それならとテレビを付けた。報道ステーションのスポーツコーナーを見るためだ。もちろんお目当てはカープがどうなったか。そこで俺はちょっと驚いた。
 驚いたことを書く前に言っておくが、俺は広島市民球場はもちろんのこと、すぐそこの横浜スタジアムにすら行かれない。スカパーにも入っていないし、グッズも買っていない。そうだ、金で貢献できないファンなのだ。「金を出さない奴は口を出すな」という人や、「金を出さない奴はファンじゃない」という人がいたら、もうそれに対しては「ごめんなさい」というより他ないファンなのだ、俺は。
 その俺が敢えて言わせていただきますと、市民球場のお客さんの数の少なさに驚いた。俺はてっきり二千本目前の野村謙二郎を大盛り上がりで迎えてるのかと思っていたのだ。それが、ニュースの映像を見る限りシーズン末のような空席。数を見ても七千人台。天気が悪かったり、いきなり四本は出ないだろうということなのかも知れないが、ちょっと意外だった。
 あくまで金を出せないファンモドキの戯れ言かもしれないが、リーチ掛かった今日くらいは市民球場がいっぱいになればいいのにな、と遠くから願う次第。カープに興味なさそうな報道ステーションですら、怪しげなカウントダウン装置作ってくれてるんだしさ。