酒の因果を長崎で討つ

http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-060301-0026.html

 研究班は「飲まない人で高い理由は不明だが、酒量を適度に減らすことが自殺防止に役立つということは言えそうだ」としている。

 「日本酒3合以上に相当するアルコールを毎日飲む男性は、時々(月に1〜3回)飲酒する程度という男性に比べ自殺の危険性が2・3倍」だそうである。俺はこういう記事を読むと、ついつい因果関係だか相関関係だかを入れ替える癖がある。それで、「自殺するような(状況に近い)奴は酒量が増える」と「酒でストレス解消できない奴は自殺するまで追いつめられる」を引き出して、こっちの方がしっくりくる、とか思う。
 が、どうもそうじゃなく、あくまで酒が原因で自殺したりしなかったりするらしいのだ。適度に減らすことが自殺防止に役立つらしいのだ。これは厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)のような偉くて頭の良い人が言っているので、疑うべくもないだろう。
 ところで俺は、最近気が付いた。とにかく日本酒は純米酒なのだ。むろん、そこら辺のスーパーやコンビニで買えるレベルの話であり、なおかつ味の話ではない。アルコール添加だと気持ち悪くなって、純米だと気持ち悪くならない。それだけの話。
 もう一つ完全に路線変更したことがある。発泡酒、その他雑酒は飲まない。ビールだけでいい。あれらは薄くて物足りない気持ちにさせるまがい物だ。
 景気がよくなったのか? 否。俺は家が無くなるような大きな変化を体験したけれど、その前の日まで発泡酒飲んでようがビール飲んでようが、大きな変化は変わらないのだ。だったら、少しだけましな気持ちで酔ってる間に死んだ方がいい。それだけの話。