男と日傘と太陽と

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060721-00000007-ryu-oki

「男性も日傘をさそう」―。沖縄日傘愛好会(渡口彦邦会長)が20日発足し、県内各地でポスター設置など広報活動を開始した。

 これは沖縄だけの問題ではないのではないか。ここ数年の日差しというやつは、おそらく俺が子供の頃よりもより強烈になっている印象がある。まあ、十数年で日差しの強さが変わるかどうかは知らないが、すくなくとも暑さ、熱さ(コンクリートなどの)はパワーアップしているように思える。あるいは、地球の方の問題ではなく(http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/temp/aug_jpn.html)、もっと移り変わりやすい俺というあわれな肉体の劣化かもしれない。
 そういうわけで、俺は日焼けにめっぽう弱まってる。こんがりと小麦色になったりせず、赤くなってしまって困ってしまう。ここ数年、夏は日焼け止めが欠かせない。あるいは、裏をかいてあえて日焼けクリーム。酔っ払いそのものの赤さになるよりはましというわけ。
 女には日傘という武器、否、防具もある。つねづね、「あれってどうなんだろう」という思いはあった。たしかにサン・レイは防げるが、うっとうしくはないのか、邪魔じゃないのか。とはいえ、試してみるにはやはり抵抗がある。その抵抗感を打ち破ろうというのが、この試みだろう。沖縄ばかりじゃなく、コンクリートに囲まれて焼かれる他の地方まで普及して、百円ショップで男用日傘が売られるようになったら、ちょっと試してみようか。
 ところで、

 太陽は原爆より恐ろしいが、外に出るのは健康への第一歩。

 これって被爆者とかに怒られないだろうか、ちょっと心配。