さようなら、カレミュー

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061219-00000035-mai-soci

「世界唯一のカレーのテーマパーク」として01年1月にオープンした「横濱カレーミュージアム」(横浜市中区)が来年3月末に閉館することになった。

 ちょっと驚いたが、同時に「さもありなん」という気持ちもあって、土日休日はけっこう混んでいたように思うが、それ以外の平日となると、そこらの勤め人が昼食の選択肢に入れるには、少々面倒な店であって、テーマパークとしても、打ち出される企画自体、少々マンネリ気味、そして迷走気味であって、実際の売上げは知らないが、施設として頭打ちの感はあった。
 個人的にはあのビルが嫌いで、ゲーセンだかパチンコだかわからないが、下品で大音量のその中をカレミューの帰りに通らなくてはならない(エスカレーターしかないので)、それでげんなりしてしまい、そもそも運営側から見たら、アミューズメント企業のやることで、カレミューが噴水効果のための従、ゲーセンの方が主だったのだろうとは思うが。
 これで伊勢佐木町になにか変化があるかというと、今ですら外見からカレミューの存在は感じられないようなビルであって、特にどうなるということもなく、さらにユニクロブックオフダイソー、マツキヨのような店が増えるといったところで、先週たまたま松坂屋に入ったが、あれはもうそれ自体古いデパートのテーマパークに近いところあって、とにもかくにもここまできたら街並みはなるようにしかならず、これはこれでいいと思う俺は、昔の伊勢佐木町を知らないわけだけれど、今さらみなとみらい相手に復権もないだろうと思う。
 ちなみに、カレーについては、インド人とかがやってるカレー屋がけっこうそこらにあって、ハマカレー認定ってのはどこもかしこもでなんだけれど、別にカレー的に困らないようには思う。