私の説明しがたいもの好きなもの

 好きなもの、嫌いなもの、どちらでもないものなどがありまして、それぞれがまた変化していくということにご理解いただけるかと思います。私も生きてきたなかで好きや嫌いさまざまに変化しつつ世に対する私があって明日は明日というところであります。とはいえ、あまりに単純がゆえにこれは死ぬまで変わらないのではないか、という好きなものがいくつかあります。単純すぎて、利害や肉体的快感とも違い、理屈では説明できない、そんなものであります。順不同で挙げてみましょう。

  • アンダーカウル……町中でアンダーカウル付のバイクを見ますと目が離せませんし、アンダーカウル付のバイクのことを思うだけで胸がどきどきわくわくします。アンダーカウル付バイクの画像なら、どれだけ見ていても飽きません。もしも自分がバイクの免許を取って、アンダーカウル付のバイクを所有することになったら、と思うだけでいたたまれなくなるくらいで、そんな想像はなかなかできません。
  • 寝取られ話……寝取られ話はあまりに自分の魂にとって刺激が大きすぎて、寝取られに関するものに触れたり、この日記になにか記したりすることは、もはやできません。もはや性的妄想を超えています。このていどが限界です。
  • スキーの選手がスタート前に板をバンバンと叩きつける仕草……何の意味があるのか知りませんが、ストックをさして、いこかもどろか、バンバンやりますでしょう。あれはあまりにも素晴らしく、頭におもい浮かべることも多いです。たまに職場の床に、サンダルを打ちつけます。スキー競技にも、レジャーとしてのスキーにも、いっさい興味はありません。

 とりあえずはこんなところでしょうか。なんなのかわかりませんが。ほんとうに。