ワンランク上のおっさんはハーブティーでロハスな生活を演出するー!

 ということで、せっかく買ったカップid:goldhead:20070329#p2)のためにハーブティーを買いに中華街へ。中華街の中華大世界の一階、お茶コーナーがあって、そこに赤いハーブくらいあるだろうという狙い。まあ、それはあったあった(ハイビスカス・ローズヒップレモングラスのセット。ジョナサンとほとんど一緒か)ということ。まえに、人につきあって贈り物のティーセット買いにきたから知ってるんだよ。ちなみに、ここで売ってる(っつーか、どこでも売ってるだろうけど)、花のお茶は一度買ってみたいな。花を乾燥させたやつでさ、ポットの中で水中花みたいに開くんよね。まあ、おしゃれな一軒家を買って、お庭でお茶会をするときにでも買おう、来世で。
 それよりも、別の小さなお茶の店で変なの見つけた。「条形一葉茶」。苦丁茶の仲間で、野生の葉を乾燥しただけでできるという。なんか、葉がくるくる丸まって棒状。ほれ、あの、インドのタバコ(ビディー→http://www.kurayoshi.co.jp/beedies/index.html)みたいな感じだ。なーんか気になったので購入。すると、レジのおねえさんが、「飲み方を知っていますか」と。「知りません」。「たいへん苦いので、注ぎ足しながら飲んでください」。いよいよ期待は高まる。
 袋を開けると、なんか匂いがする。どっかで嗅いだような(三十年近く生きてきたら、たいていのにおいはそうなるだろうか?いいにおいにせよ、悪いにおいにせよ)、どちらかというと乾燥海藻っぽいような。二本入れてお湯注ぐ。そして飲む。ぬ、苦い。単に苦い。余計なものがない、すっきりとした苦さだ。後をひかない。うーむ、なんというべきか。「まずい、もう一杯」という感じ。なんかね、中毒性があるというか、もとからちょっとまずいもの好きの天の邪鬼傾向ある俺だけれども、いや、これはいけるな。そう、それで注ぎ足していくと、それでも味が出るのはいいな。だんだん葉が開いて、病葉みたいな姿をあらわすのも面白い。
 で、苦丁茶ってなんだ。
http://kuteicha.b2p.jp/blog/10002059.html

苦丁樹は日本には元々存在しない樹木ですが、和名は「タラヨウ」モチノキ科の植物で、中国より伝来した「はがきの木」として本州中部地方以南では神社仏閣等によく植えられているようです。

 なんだ、タラヨウか。タラヨウがなんで「はがきの木」かっていうと、葉をひっかくとかなりはっきりと黒い文字として浮き上がってくるから。常識か。あ、だから病葉みたいに見えたのか。俺が買った店のサイトもあった(http://goku-teahouse.com/)。まあ、しばらくはガブガブ飲むか。中国産の野菜は積極的に忌避するけれど、こういうところだけは都合良くダブスタ起用だぞっと。