『たいようのマキバオー』第二話を読んだ

前回→http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20070330#p2
 前回のマキバオーに打たれた俺、よれよれになった週プレ勘弁と今朝コンビニで大盛りどん兵衛と一緒に買った。健康と文化の象徴である。
 だが、ちょっと待って欲しい。俺は実家が無くなってから、定期刊行物らしい定期刊行物は何一つ買ってこなかった。いろいろの週刊/月刊誌、週刊/月刊誌漫画誌には別れを告げ、エロ本、エロ雑誌買うにしても半年遅れのゾッキ本、そういう雑誌禁欲生活。そういう中にあって、週刊プレイボーイでいいのか。まあ、いいか。そういえば以前、2004年の9月にも週刊プレイボーイでも買おうかと思い立ったことはあった(id:goldhead:20040917#p3)。そのときは立ち消えだった。しかし今度は漫☆画太郎でなくマキバオー。ひょっとしたら続くかもしれない。ただ、先週号はグッとくるグラビア無かった、正直。
 で、一回だけさらっと読んだ。さすがに昼休みといえども職場で広げるには差し障りがある、ような気がする。で、どうだこれは、直球で高知競馬を描いておる。予想以上だ。はっきりいって、競馬を、地方競馬の問題を知らぬファンは五馬身置き去りといった展開じゃあないか。とんち番長の続編の方で、ちょっと暗くはないかという編集者の指摘に、「人間を描くにはリアリティが必要なんだヨ」と竹熊健太郎(病気から回復されつつあるようでよかった)が言い返すような雰囲気。まあ、あれは少年誌、これは青年誌、それも漫画誌でもない。このマキバオー目当てはある程度競馬にも目が肥えた層だろうし、これでよい。
 それはともかく高知。るるぶか、るるぶ見て来たんか? の層、マキバオー目当ての層。それ頼りの現状。そして、さらりと名前が出てきたヒノデマキバオーの現状。来る日も来る日もレースに出続ける。デビュー遅れて、ここでデビュー、というわけでもない。客寄せとして走る(そういや日曜にホワイトベッセルが勝ったが、大井のハクホウクンも大レースの日によく出てきたと思う)。先週のフィールファインがディープインパクトならば、こちらは客寄せのハルウララ。ある種、昨今競馬事情の両極から入ってきた。果たしてつの丸は、高知最下級条件から中央の高みに至るまで描くだろうか。普通だったら、そういう奇跡のサクセスストーリー。その可能性は高いが、あまり一筋縄ではいかないという予感もする、果たして。