もうエリザベスクィーンはいいんじゃないのか?

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 26日、旭川4R・D3-1組(ダート1500m)に、エリザベスクィーン(牝6、北海道・大崎順司厩舎)が馬渕繁治騎手騎乗、7番人気で出走。勝ち馬から3.3秒差の最下位7着に敗れ、自身が持つデビューからの連敗記録は130となった。

 ハルウララというのはたまたまいろいろな要素とタイミングが重なっておきた現象だった。ほかのさまざまなブームと同じだ。というか、ブームってのはそういうものだ、たぶん。で、つまりは連敗記録の数字だけに世間が注目してああなったわけではない。たとえば馬名一つ違えば、あんなふうにはならなかっただろう。だからもう、エリザベスクィーンのことはいいんじゃないのか? 毎週のようにこの記事がnetkeibaに配信されているのが目にはいると、気持ちが暗くなってしかたがない。エリザベスクィーンが負け続けることについてではない。そんなところにもすがらねばならない地方競馬の暗さだ。キャニオンロマンの現役復帰(id:goldhead:20060413#p1)を聞いたときに通じる暗さだ。ホッカイドウ競馬も、そろそろこれを話題にしようということに、見切りをつけてもいいじゃないのか。
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 暗いのもなんなので、『たいようのマキバオー』の話でも書こう。先週はアマゾンスピリットにしびれた(id:goldhead:20070618#p5)、今週は一転してまた高知。それで最後闘犬とか出てきて、これもまたつの丸的でいい。しかしなんだ、マキバオーに感動してた中学生が騎手になる時代か。というか、現実の騎手で「憧れの騎手:山本菅助」みたいなやつおらんのだろうか。おらんか。しかしなんだあの自伝、読んでみたいね。まあともかく、エビのわりに元気な文太、やっぱり勝利はええもんじゃき。つの丸には競馬の太陽を描いていってもらいたいと思うわ。