【レッドシーターフH結果】ステイフーリッシュがサウジの地で復活の勝利！3連勝ルメール騎手の独壇場 | 競馬ニュース - netkeiba.com
現地時間26日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたレッドシーターフH(G3・芝3000m)は、先手を取ったC.ルメール騎手騎乗のステイフーリッシュ(牡7、栗東・矢作芳人厩舎)が、後続を突き放してゴールまで逃げ切り、2着のソニーボーイリストン(セ5、愛・J.ムルタ厩舎)に4.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分06秒08。
まったくわからないサウジアラビアの言葉の実況を聴きながら、社台の勝負服が先頭を行くのを見ていた。時折聴こえる「ステイフーリッシュ」の名前はわかった。おれはステイフーリッシュを知っている。2歳のホープフルステークスからすべてのレースで買ってきた。このレースは買っていない。日本では売っていなかったからだ。ルメールを鞍上に、ステイフーリッシュは3000mを逃げ切った。直線、おれは深夜にも関わらず手を叩いて応援した。おれは泣いていた。本当に泣いていた。ステイフーリッシュが勝った。サウジアラビアの地で勝ってくれた。なんであれ、どうであれ、とにかくすごいことだ。ステイフーリッシュが勝ったのだ。すごいぞ、ステイフーリッシュ、ありがとう、ルメール。そして、このレースを選んだ矢作調教師をはじめとした関係者も！ ああ、しかし、なんで馬券を売っていないんだ。JRA発売ならそこそこ人気しただろうが、それでも、馬券の勝利とともにこれを、この瞬間を味わいたかった！ しかし、ステイフーリッシュ、よく走った！ 強かったぞ。おまえは強いんだ！ 親父のステイゴールドみたいに、黄金の旅を、最高の瞬間で終えるまで、走りきってくれ！
