ステイフーリッシュという馬・その二

おれはちょっと前にステイフーリッシュという馬について書いた。

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ちょっと前に書いた馬についてふたたび書くのは、またレースを走ったからだ。阪神競馬場で行われるG2京都記念。「開幕週の速さを求められる馬場は不利では?」という意見もあるだろう。だが、出走メンバーを見てみると、失礼ながらいまいち冴えない。「これなら頭もあるんじゃないか」とすら思った。思いつつも、おれはこの馬が好きなんので、どんな馬かも知っている。考え抜いて単勝馬連総流しと三連単マルチ3点流しを買った。メーンは三連単だった。

京都記念|2021年02月14日 | 競馬データベース - netkeiba.com

おれは馬券を外した。正確に言えば馬連が当たっているわけだが、断然の一番人気との組合せでなんということもなかった。勝ったラヴズオンリーユーはステイフーリッシュの僚馬だった。もちろん三連単の相手には入れていたのだが、ダンビュライトか……。

このレースについて、管理している矢作芳人調教師が回顧を書いていた。

【矢作芳人調教師 信は力なり】ラヴズオンリーユー復活V(サンケイスポーツ) - Yahoo!ニュース

 僚馬ステイフーリッシュはまたも惜敗、しかしいつも一生懸命に走ってくれる偉い馬だ。父ステイゴールドも重賞では善戦止まりだったが、7歳で本格化してGIタイトルを奪取した。フーリッシュにもその道を歩ませたいと思い描いている。次走は日経賞の予定。

端的に、ステイフーリッシュのことを書いてくれている。そして、全国のステイフーリッシュびいきを力づけてくれる。名調教師にして名文家といってもいい。少し持ち上げすぎか。でも、そうなのだからしかたない。父ステイゴールドと同じ「その道」を駆け抜けたときの文章を楽しみに待ちたい。もちろん、日経賞勝っちゃってもいいんだけれど。

 

と、ここで今週末のレースについて。G1フェブラリーステークス……ではなく、ダイヤモンドステークス。おれが贔屓にしているもう一頭の馬、メイショウテンゲンが出てくる。去年はこのレースで惜敗して、さらに万馬券を取り逃したおれは悶絶した。今年はというと、二走連続の大差負けで、馬券や掲示板どころか、ちゃんとレースに参加してくれるのかどうかすら不安なところだ。鞍上は初騎乗の横山典弘。下手すれば、ポツンと寂しく走って終わるだけかもしれない。一方で、いきなり逃げたりするかもしれない。おれはあまり横山典弘のことを馬券の対象として好いていないけれど、メイショウテンゲンをなんとかしてくれ、という気持ちもある。馬券はもちろん、買う。

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