2024年 朝日杯フューチュリティステークス回顧 モーリス違い

2024年12月15日 東京スポーツ紙より

 

おれは先週の阪神JFについて、自分の中で一番格が低いかもしれないと書いたが、ひょっとしたら朝日杯FSかホープフルステークスのほうがそうかもしれない。だって、二つあるんだもの。

 

その朝日杯、おれのPOG遊び(実際に対人でPOGをやっていないので「遊び」)で指名していた馬が一頭出てきた。タイセイカレント。矢作厩舎のモーリス産駒。これが新馬を五番人気で勝ち、前走のサウジアラビアRCを四番人気で二着。馬券の役に立ってくれている馬だ。今回も大外枠を引いてそれほど人気はない。タイセイの馬は地味だしな。

 

ここはもう一丁、ということにした。なにせ二歳戦だし、前走の評価とかよくわからん。わからんなら、一番人気の前走一着馬と比べて人気がないのは美味しい。前走はそんなに差がなかった。そんなところだ。ちなみにどちらもモーリス産駒だ。

 

で、レース。大外タイセイカレントは実況が言う通りの好スタート。坂井瑠星が鞍上だし、そのまま外から前に行ききってもいいんじゃないかと思う。が、下げる。下げて中団の後ろあたり。前走は上がり最速だったから、まだある、と思うも、なんか直線エイシンの馬と大外の後ろの方でぶつかったりしながらぜんぜん伸びず。

 

勝ったのはさらに別のモーリス産駒アドマイヤズーム。鞍上川田で友道厩舎。未勝利戦勝利の後の一戦とはいえちょっと人気していただけある。アルテヴェローチェは入れ込み気味で敗戦。ルメールのアルレッキーノも(今回はさすがに人気を落としていたが)、調教拒否から当日もで敗戦。二着にデムーロ弟のミュージアムマイル、三着は新人騎手の吉村を鞍上にランスオブカオス。

 

まあ、当たらんでもええ。そんなに傷は大きくない。有馬記念に向けて集中しよう。

 

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……と、岩田康誠のスマホ問題。岩田望来とルメールと坂井瑠星が岩田康誠パンツを履いて騎乗していたらしい。まあ、土日移動中にYouTubeで音楽聴いていただけで、YouTubeにはコメント機能があるから、ではやや厳しようにも思う。とはいえ、このご時世ではある。

 

岩田康誠は好き嫌いの分かれるジョッキーで、おれはどちらかというと好きの側で、今年はけっこう印象に残る騎乗もあったし、いきなり癇癪をおこして引退とかでなければそれでいい。