絶対王者オジュウチョウサンか、メイショウダッサイによる新時代の幕開けか? ……そんなレースだったと思うが、おれはケンホファヴァルトを本命にした。準メーンで11番人気馬をぶっこんできた熊沢が乗っていたからだ。熊出没注意! おれはそう思った。オジュウチョウサンでもなく、メイショウダッサイでもなく、さらに裏をついてケンホファヴァルト!
レースは先頭が激しく入れ替わる展開になった。少頭数ながら実力馬の争い。四角でオジュウチョウサンが遅れ、鞭が入った。が、そこでさらに激しく鞭を入れたのが熊沢だった。がんがん押している。もう手応えが無いのか? いや、違う、勝ちにいってる! そんな熊沢のアクション。それに応えてケンホファヴァルトは前進した。したが、メイショウダッサイの方が強かった。メイショウダッサイの森はいい位置をキープして、王者の勝ち方をした。
一方で、オジュウチョウサンは直線も力なく、さすがにこれは衰えだろう。馬主や陣営の考えはわからないが、もう引退でもいいのではないかと思った。
ひさびさに馬券が当たったが、まあ馬連を押さえていただけなので。メーンの馬券はケンホファヴァルト、オジュウチョウサン、メイショウダッサイの三連単ボックスだった。
まあいい、熊沢はまだまだやれる。昭和、平成、令和すべてでG1勝利の可能性があるのは武豊と熊沢重文のみだ。平地でも障害でもみんなもっと熊沢を乗せろ。頼んだぜ!
中山グランドジャンプ(JG1) 結果・払戻 | 2021年4月17日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com
皐月賞予想
さて、次は皐月賞だ。馬場がどうなるのかちょっとわからない。かなり早く回復するかもしれないし、少し重いままかもしれない。いまのところの予想はダノンザキッドがいいんじゃないかとというところだ。前走の弥生賞は強く仕上げすぎた。今回は追いきりで騎手を乗せず、馬なり単走にした。このあたりが効くのではないだろうか。川田もう少し前につけるだろう。
が、一番人気なんだよな。そこが面白くない。もうちょっと人気落ちると思っていた。混戦模様で、あえて一番人気から行くというのもありだろうが、人気薄から入る手もある。
だったら、目をつけていた馬から入るのもありかと思う。
競馬・POG的なものについて2020-2021 - 関内関外日記
netkeiba.comのPOG的なもので、おれはヨーホーレイクとレッドベルオーブを選んでいた。未出走段階で10頭選んで、2頭も皐月賞に出るのはわりと悪くないのではないか、とも思うが。
ヨーホーレイクはホープフルステークス3着、きさらぎ賞2着。わりと人気がないのは、鞍上が武豊から岩田望(重賞未勝利)に乗り代わってしまったことだろうか。ディープインパクト産駒、侮れないはず。
レッドベルオーブもディープインパクト産駒。大外枠に入ったがさて、どうか。こちらは朝日杯フューチュリティステークス3着から直行での皐月賞。鞍上は福永祐一。東スポ紙上では全くの無印。そこまで人気薄ではないにせよ、買ってみて悪くない馬のように思える。
とりあえずヨーホーレイクとレッドベルオーブのワイドは買う。パドックと馬体重を見て、ダノンザキッドの取捨を考える。ダノンザキッドがイレコミ気味だったりしたら、レッドベルオーブから買う。ヨーホーレイク、エフフォーリア、ラーゴム、そのあたりが相手になるだろう。
牡馬クラシック第一弾、みな、悔いのないように。
ちなみに、『ウマ娘』的に父と母父だけ見ると、ゴールドシップ産駒のルーパステソーロ、母父がアグネスタキオンのワールドリバイバル、母父がキングヘイローのアサマノイタズラの3頭ということになるだろうか。かなりの人気薄なので、複勝かワイドでも買って楽しんでみてもいいだろうか。