2021年 エリザベス女王杯回顧

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エリザベス女王杯(G1) 結果・払戻 | 2021年11月14日 阪神11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

おれの本命はテルツェットだった。ミルコ・デムーロはこのレースを得意にしている。千八という非根幹距離を得意にしているところもいい。阪神の芝の内はやや荒れているという。最後の最後でテルツェットが突っ込んでくるのではないか、という予想だった。

それほど思い入れのある予想ではなかった。オッズといろいろの兼ね合いからの本命だった。レイパパレは距離が不安だ。アカイトリノムスメは信頼できそうだが、このところ秋華賞馬からここに直結していない。ウインマリリンは脚部に不安要素があった。ウインキートスは鞍上の丹内が不安だった。

そこで、ちょっと荒れを期待してテルツェットとしてみた。

が、結果は大荒れのアカイイトだった。上の写真を見てもらえばわかるが、アカイイトは流す対象にはしていた。が、勝つとは。

アカイイト

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アカイイトはおれにとってすばらしいゲームだった。名前だけで、とりあえず単勝の200円でも買っておけばよかった。妹か娘には「アオイシロ」と名づけてほしい。

ところで、おれにとってこの日曜日の本当のメーンは福島記念だった。ステイフーリッシュが出走するからだ。おれはホープフルステークスからずっと、ステイフーリッシュを買い続けてきた。ステイフーリッシュは父親のステイゴールドを一回りスケールダウンしたような馬で、重賞でもう一歩の競馬を繰り返している。とはいえ、この福島記念、G2ばかりに出てきた馬、このG3、トップハンデといえどもワンチャンスがあるのではないか。

福島記念(G3) 結果・払戻 | 2021年11月14日 福島11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

ワンチャンスはあったし、騎乗としてはベストだったんじゃないかな。2着あれ! と思った。思ったけど、抜き去られた。勝ったパンサラッサは本線だった。もう! でも、いつか勝つ。そう信じる。

で、馬券の方は土日で死ぬほど負けた。不思議なことに、抑うつに襲われると馬券も当たらない。頭脳が明るいほうが当たるなんてこともないだろうが、おれにとってはそうだ。もうなにもかもおしまいだ。