クールじゃないクールビズロックンロール

http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070810-239426.html

「参観の子供たちが制服を着ている中、大人がノーネクタイで議案を審議するのはいかがなものか」。

 日本なんて亜熱帯なんだから、夏にスーツとネクタイなんてやめちゃえばいいじゃない。そーゆうの嫌がる年長者なんかもいるから、国の権威である国会議員がやれば範を示せるじゃない。……っていうのがクールビズのあれかと思っていたが、民主党西岡武夫議員、真っ向から勝負。でも西岡さん、学生の夏服ってノーネクタイじゃない? っつーか、これもこないだの選挙で勝った民主党の驕りか、「なんでも反対」で覇を見せびらかそうというのか。と、思ったが、どうも上の記事を読めば、そういうわけでもなさそう。当たり前だわな、そりゃ。エコの紋所が目に入らぬか、と、同時に、薄着の方が過ごしやすいし、国民もさ、そういう方向の方が楽でいいと思うんよ。ああ、でもさ、ちょっと前だけど、ニュースで見たんだけど、NHKかなにかのなにかに財界人の誰かが就任するとかで、大臣からなんか任命されてたんだけど、大臣の方がこれ、かなりラフなクールビズ、財界人はもちろん、びしっとスーツ。その違和感。「こういう場くらい、ちょっとネクタイつけてもいいんじゃね?」と思った俺、それはその、冒頭の範の話に反し、西岡さんの見解に通じるもの。政界とも財界とも縁無く、真っ赤なアロハに茶パツとピアスの俺がそう感じたのだから、社会が要求する服装、服装が要求する社会の、一概にエコと安楽の前に鎧袖一触とならん強さが見えるような思いである。