林市長が４選出馬を正式表明 ＩＲ横浜誘致「活性化に重要」 横浜市長選 | カナロコ by 神奈川新聞
任期満了に伴う横浜市長選（８月８日告示、２２日投開票）を巡り、現職の林文子市長（７５）が１５日、市役所で会見し、４選に向けて無所属で出馬すると正式に表明した。
当初、自民党から「高齢・多選だから、今回は推薦しないよ」って言われたときに、「いや出るつもり」と漏れ伝わってきていた林市長。ついに出馬正式表明。こういう選挙、後出しが有利というけれど、まあ最初から出るつもりだろうと言われていたので「後出し感」はないかな。
で、こうなった。
同市長選には、元国家公安委員長の小此木八郎氏（５６）＝衆院３区、自民党、立憲民主党が推薦する元横浜市立大教授の山中竹春氏（４８）、横浜市議の太田正孝氏（７５）、動物保護団体代表理事の藤村晃子氏（４８）、元衆院議員の福田峰之氏（５７）、水産仲卸業社長の坪倉良和氏（７０）、弁護士の郷原信郎氏（６６）、元長野県知事で作家の田中康夫氏（６５）が立候補の意向を表明している。
はい、わけがわからん。保守分裂というか、支離滅裂というか、もうなんで横浜に集まってくるの？ 瀬谷の地下で油田でも発見されたの？ そんな感じ。
とはいえ、おれには一つの判断基準があった。出馬の話が出たり消えたりまた出たりした「三原じゅん子以外ならだれでもいい」だ。これは強烈に譲れないラインで、三原じゅん子を負かすのであれば、林市長でも田中康夫でもだれでもいい、ということだ。
ネガティヴな選択といわれても仕方がない。ただ、「三原じゅん子市長」の治める自治体には住みたくない、というだけの思いだ。かなり強い思いだ。引っ越す金はない。だったら、三原じゅん子に勝ちそうな候補に目をつぶって入れる。これが精一杯の抵抗である。
と、そう考えていたのだが、「三原じゅん子に勝てそうな候補って誰だ？ そもそも三原じゅん子が出たとして勝ち目のある候補なのか？」という時点でまったく判断がつかないことに気づいた。まあ、少し勝ち目がないかな、という候補はいるが、それを除いても情勢がわからん。
そして、今のところ、三原じゅん子が出るのかどうかもわからん。
じゃあ、おれはだれに投票するの？ これが決まらん。前にも書いたことがあるが、おれはカジノ賛成派である。じゃあ、林市長続投に一票？
ただし、ただし書きがつくのだ。「自治体が儲かるなら賛成」だ。
たとえば、ちょっと前から稼働している桜木町のロープウェーは建築費も運用費も全部企業持ちで、横浜市は場所代をもらうだけだ。悪い話じゃない。
が、IRとなるとどうなるのだろうか。もし失敗したとき、市の負担になったらどうするんだ。上前だけはねて儲かるというならいいが、失敗したら……。
あるいは、立憲民主党の候補の市大の先生が言っていたが、「カジノは周辺経済にマイナスだ」ということになったらどうする。プラマイでマイナス。それはよくない。そこのところを、つめてほしい。少なくとも、選挙で選ばれたわけでもないのに「ハマのドン」とか呼ばれて威張ってる老人の意見など聞きたくはない。だれがドン扱いしてるんだ。神奈川新聞か？
ギャンブル依存症？ 入場に7千円だかかかるカジノでそんなものが増えるのか。ギャンブル依存症対策なら、パチンコ、パチスロ、三競オートが先では……、あ、競馬のおれも入っちゃうじゃん。
まあいい、今のところ、おれはまったくノープランだ。
もし、三原じゅん子が出ることになったら、情勢だけ見る。それは決まっている。だが、今のメンツではちょっとわからない。
カジノ賛成なら旗幟鮮明な林市長でいいじゃないかという話もあるが、べつにそのワン・イシューだけでいいのかということにもなる。果たして今までの実績はどうだったのか。年齢や体調、これからを任せられるのか。簡単な話ではない。
神奈川新聞紙面には、「これだけ候補者がいるとトップ当選者の得票率が25%を割って、再選挙もあるかもよ」って記事も載っていた。まあ、そのくらいじっくり決めてもいいかもしれない。
今のところ、以上。
追記
三原じゅん子氏は横浜市長選に出馬せず 擁立論浮上も支援者に伝える - 社会 : 日刊スポーツ
8月の横浜市長選（8月8日告示、22日）で、一部から擁立論が浮上していた自民党参院議員の三原じゅん子厚労副大臣（56）が、出馬しない意向を周囲に伝えたことが14日、関係者への取材で分かった。
こんな記事があった。「関係者への取材」では心もとないが、国会議員の地位をなげうってこの混沌に飛び込むようなことはしないか。しないでほしい。
