日本の敗戦

岡田監督ら厳しい表情で帰国

http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20080327-340857.html

 わし、サッカーのこと知らんけど、二時間とかテレビ付き合って、見たけん、ゆうけんの。あのな、なんかわからんが、駒組みの段階で負けとってんちゃうんかいな。いつもの、「なんでシュート打たんのじゃ」、「なんでシュート決められんのじゃ」っちゅう段階以前だったように見えた。振り飛車の相手に矢倉組んだとか、居飛車の相手に美濃囲いしたみたいな、しょうもない感じに見えたから。戦術以前の、個人技、パーソナル・コンバットで日本選手を蹂躙するような相手では、ないでしょ、さすがに。でも、ライン際の執念とか、脚攣りながら(演技もあるのかもしらんが)の必死さとか、やっぱり負けてたなぁ、そう見えた、個人個人も。ガンガンシュート打ってきて、「百発百中の一砲能く百発一中の敵砲百門に対抗し得る」って思想を青いユニフォームに受け継いでるのかしらんが、今や世界中みなどこも得点力不足とか言われてるから、砲の性能はそんなに変わらんはず。だったら、打て打て、しかし、昨日は、打つところまで行ったシーンの少なさよ。これじゃあ、フッキだのジュニーニョだのが帰化しても変わらんように思える。だいたい、なんかリーダー的存在が足りないんちゃうか。とりあえず、ボール集まって、ゲームメークするような、司令塔? ヒデ? みたいな? いや、もしかしたら、そういう思想を廃したチーム全体がポリデントに、違ったかな、まあええ、有機的に動くサッカーみたいなの? そういうオシム思想を引き継いでるのかもしれんが、昨日はなんかポーンと前に蹴りこんでワーって走ってくだけに見えたで。オートマティスムならへん。はっきりいって、バーレーンのサッカーの方がよかったし、あれ、ハンド、ハンドって松木安太郎、なんか、松木みたいなのがいると、戦争に負けそうっていっつも思うんだけど(あるいは、松木みたいなのがいたから戦争に負けたんじゃねえかって)、それはそうとして、あれがたといハンドだとしても、負けてたねえって思えて、しかも、素人目にも退屈じゃった。言いたい放題、クソ素人、率直な感想、以上。