朝出かけようとドアを開ける。開けると向かいの棟(といっても手すりで仕切られているくらいの距離)の向かいの部屋のドアに貼り紙。A5くらいの用紙に、手書きで文字が記されている。文書を貼りつけて外に向けて何かを発しているのだから、まあ見ても失礼ではないだろうと目をこらす。大意で以下のような内容。
○○様の8月、9月分の家賃お振り込みが確認できませんので、9月○日をもって部屋を封鎖します。
封鎖? そう、封鎖だ。ドアノブに何かがすっぽり被さっている。
[rakuten:kagiyasan:154011:image]
こんなやつだ。おお、このサイトによればこんな風に書いてある。
◆カギ穴を完璧に覆ってしまうロックブロック◆
http://www.rakuten.co.jp/kagiyasan/144624/
1.不動産業者の必携ツール・・・家賃滞納者、不法居住者の撃退に抜群の効果。
賃貸物件の家賃滞納、こんな風な対策があるとは知らなかった。これは厳しい。外に出られない。監禁状態だ。いや、それは違う。入れない。これは困る。冷蔵庫の中の牛乳が腐る。いや、そんな問題ではないか。つーか、どういう問題なのだろう。その部屋の入居者、どこで何してるんだ? 連絡が取れなくなってしまっているんだろうか。それとも、「家賃払え」、「知るか馬鹿」みたいなやりとりの末なのか。
まあともかく、うちの大家の不動産屋(あるいは間に入ってる管理不動産業者)がなかなかのスパルタであることは再確認できた。それは心強い反面、二ヶ月、二ヶ月で部屋が封鎖される。それもわかった。はっきり言って他人事ではない。いつ俺がこうなるかわからん。ともかく、今まではなかなかよい入居者として、滞納もなく過ごしてきた。やばそうだったら早めに連絡を入れるなどして、封鎖だけはなんとか避けねばならん。なんとか、どうにかして。
関連:大家の実績______________________
翌日追記______________________
なぜか封鎖された部屋から灯りが。中に居るのか? 電気つけっぱなしという大家の嫌がらせか? それとも、いちいち大家に「すみません、帰りました、解錠してください。家賃は何とか払います」って言って入って、朝もいちいち大家に「すみません、出社します。働いて家賃払います。開けて下さい」とか、そんなシステムだろうか。違うか。