レーシックプロブレム

東京都中央区銀座眼科で視力回復のためのレーシック手術を受けた67人が角膜炎などを発症した問題で、溝口朝雄院長が区保健所の立ち入り調査に対し、3年前の夏の開院以来、手術器具の滅菌装置を「点検していなかった」と話していることが26日、わかった。

http://www.asahi.com/national/update/0226/TKY200902260104.html

 俺は目が悪い。中学のころからメガネをかけている。一時はコンタクトにも挑戦した。挑戦して挫折した(度が合わなかったので)。たぶん、そのときだ。「いったいレーシックってどうやねん?」と、ちょっと調べたことはあった。たぶん、銀座眼科のサイトも見た。昨日、ニュースでちらっと映ってそう思った。「眼科が手術の割引クーポンなんて配ってるのかよ?」と、「google:激安 レーシック」とかで検索した身でありながら、驚いた覚えがあるのだ。
 いや、しかし、そういうものか。安かろう悪かろうとはいうが、どっかしらのラインというものはある。いくら激安自転車を買ったといったところで、タイヤがちゃんと丸くなくて三角だったとか、そういう話はないだろう。今回の件は、レーシック手術の技術そのものというより、衛生面での不十分が原因であって、ちょっとだけレーシックのことを考えることもあるメガネ貧乏人には、なかなかにインパクトのあるものだった。もちろん、「google:激安 レーシック」でもちゃんとやってるところはやってるだろうし、高いからといって100%安心できるわけではない。だが、やっぱりなんかひっかかるものには注意ということだろうか。うーん。
 しかし、やっぱり怖いな。目の手術。うわー。ぞくぞくする。あと、しばらく頭を洗えない、とかいうのも面倒だ。それより何より金もかかる。よし、やっぱり俺にとってレーシックは、「半年に一度くらい気になる」というような存在にしておいておこう。うん。おしまい。