『青い花』第11話「冬の花火」〜大仏スノードームは第2期の夢を見るか〜

 ……ああ、アニメ『青い花』が終わってしまったね。
 が、しかし、なんだね、なんか、みんな、大仏スノードームと、モギーが持っていったね。
 いや、それはウソだけど。でも、モギーはいいところ持ってったよね。

 正直なところを言わせていただければ……最終回時間たりねー。なんかあと、30分くらいやってくれー。
 ……みたいに、思ったりさ。なんか、「あれ、終わり?」みたいな、ところもあってね。
 そんでね。しかしね、やっぱりね、まだ原作が続いていて……って、中で、あんまり激しいこともできないよね、というのはあるのだろうし。激しい、といっても、そういう激しさ、ではないけども。
 たとえば、杉本先輩とか。

 これは、杉本寺。十一面観音で有名。……まあ、先輩とは関係ないけど。これも、『青い花』スポット?
 それはそうと、杉本先輩。原作でのクライマックスは、バスケ。……ではなく、岩屋での「ごめん」、「ごめんなさい」。なのだけれども、その後の、フェイドアウトの仕方が、どうもなんか……、俺には……、再登場の予感? みたいな。
 そんなところがあって、まあ、これも、どうも漫画読解力の落ちている俺の勘、当たらないけれども。で、もしかして、できれば、さ。そして、もしもかして、アニメにも、続きがあれば、さ。なにか、杉本先輩を、思いっきり絡ませるわけにも、いかないじゃん。絡ませるって、そういう絡みでは、ないけれども。

 これは杉本寺付近からの眺め? 雪の街を見下ろすシーン、こんな感じのところだったかな。あっちの方の鎌倉は、どこもそんなんだろうね。
 というわけで、こっちの鎌倉、俺の鎌倉は片瀬付近。康ちゃんの家には、歩いて行ける距離。あの二人、ねえ、仲イイね。でもね、なんだか、妙に寂しい、といってはなんだけれども、井汲さんとね、あの二人もいいよね。康ちゃん報われるといいよね。

 でも、今回、最後に、モノレールが出なかったのは悲しい。モノレールは、案外、雪に強いのに。風には弱いけれども。


 それで、やっぱりあーちゃん、だよね。最終回。
 と、俺は、思った。
 寝起きのシーン。なんか、妙に、大人っぽくね? 色っぽくね? みたいな。
 ところから、はじまって、最後のシーン、なんか、お姉さんなんだよね、ちっちゃいけど。
 そのあたり、なんか、まだ、原作にも出てないような、大人のあーちゃんが、見られた、みたいな。
 そんな風に、思ったりした。
 どうも、俺は、百合……というと、ちょっと『青い花』を指すに、意味が狭いけれども、ともかく、なんか、長続きしてくれると、いいなって思ったりして。おまけ漫画の、姿子さん、みたいな。
 そのあたりでは、最終回、あーちゃんが、よかったな、と。
 これから、なにか、たぶん、こめかみの痛くなるメガネさんと、いろいろあるだろうけれども、がんばれよ、と。
 そんな風に、思っております、とか。
 それじゃあ、また、鎌倉で。

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