持ち歩いていていちばん面白いレンズはなにかというと、MINOLTA AF MACRO 100mm F2.8(旧式)だ。さいきん、そう思うようになった。最初はひたすらにマクロ撮影のみにつかう使い勝手の悪いレンズという印象だったが、それなりに風景なども撮れるような感じではある。
なぜ面白いというかというと、よくわからない。「いい写真が撮れる」とか、「思い通りの写真が撮れる」とか、そういうわけだかどうだか。だいたいそもそもいい写真がなんなのかよくわかっていない。
どちらかというと、撮っているとき? のことなのかもしれない。ただ、なにがもたらしている話かいまいちよくわからない。やっぱり、出てきた写真がいいもののように思えるのかもしれない。よくわからないが。
ただ、やはり150mmという焦点距離的に使いにくいというのはある。AFのピント合わせも遅いし、MFにしても、旧式ゆえのズームリングの使いにくさもある。まあ、なにより焦点距離か。
とすると、私はべつの単焦点レンズを買うべきかもしれないと思う。具体的にいえば、ソニーのDT50mm F1.8 SAM(asin:B0040N9MXE)かDT35mm F1.8 SAM(asin:B003QODFHW)だろうか。あるいは50mm F1.4 SAL50F14(asin:B000G79ZWQ)?
いや、それよりも、そんなもの私の生活に必要だろうか。たとえば、新しい眼鏡を買うとか、よさげなジョギングシューズを買うとか、大きめの冷蔵庫を買うとか、洗濯機が壊れたときのために貯めておくとか、そもそも生活費は大丈夫なのかとか、いろいろの問題があるはずだ。
さて、あなたはどう思う? 私は単焦点レンズを買うべきだろうか?