※性的な内容が含まれる可能性がある記事ですので、未成年者は保護者の方と一緒にお読みください。なお、性的な写真はありません。
SかMか? というのはわりとカジュアルな話題のように思える。ソースは声優のラジオでわりと話題になることから。
おれはSかMか? ある時点までの自分ならば「S」と答えただろう。だが、今は胸を張って「ドMの変態大人です」と答えられる。
ある時点とはなにかといえば、自分が異常に寝取られ話に興奮を覚えることに気づいたときだ。V号戦車がG型で完成したように、おれもNTR型になって完成したと言えよう。ただ、復讐譚はまったく不要なタイプなので、さらに細かいバリエーションの一つだろう。
しかし、西住ちゃんたちはあの窮地をどう脱するのだろうか? 刺突爆雷によるゲリラ戦でもするのか? いや、なにか「これだろ」という戦車実録エピソードがあるに違いない。おれはミリタリーにも戦車にも詳しくない。ただ、KV-2の頭文字がだれから取られているか知っていて、その彼がドイツ参謀本部総長クルト・フォン・ハマーシュタイン=エクヴォルトに亡命を勧めたのを知っているくらいだ。
KV-2はどうでもよろしい。
ともかく、NTRというのは精神的なMのありようの一つと知り、我がMを自覚、自認するようになったといえる。
とはいえ、ある時点までの自分ならば「S」と答えたのはなぜか。答えはたった一つ、「痛いのは嫌い」だからだ。幼稚園のころ、庭で遊んでいて蟻に噛まれて大泣きした。おれは痛いのが嫌いだ。だから、全身を強く打たれたりするのはごめんなのだ。ただそれだけだ。
さらにいえば、人が痛そうなのも好きじゃない。この「好きじゃない」も、性的興奮の対象として無理、というよりも、まずその性的のまな板に載せられないレベルでお引き取り願いたいというところである。要するにSMものは好きじゃない。言わなくていいことまでいえば、排泄物関係も簡便、もとい勘弁な、である。
とはいえ、おれはMなのである。すなわち精神的に、である。なにか高踏な感じがしてきた。悪くない。そうだ、だから、シンシア・レーンやアネモネに見下されたいとか、黒猫に痛罵されたいとか言うわけである。ただ、だからといって彼女らに玉蹴りをされたいとは思わぬし、彼女らが誰かにそうしていたとしても「うへぇ」と思うばかりである。玉蹴りもののAVなど、おれにとってはお笑いとホラーの領域であって、エロくない。
というわけで、何を言いたいかというと、Girls forM vol.2はやや肉体的な責め苦に偏りすぎてはいないのか? ということだ。だが、とてもじゃないがおれはその感想を自筆でしたため、郵送するなどという恥ずかしいことはできぬ。なにかこう、なにか間違いがあったらどうするのだ? だからこうして、匿名でこそこそとつぶやくに留めるのである。
ちなみに、おれはNTRの刺激が強すぎるので摂取を意図的に控えているくらいであって、なんといっても一番のご馳走である。して、二番があるとすればなにかといえば、現在放映中のアニメ『新世界より』(原作未読)で繰り広げられている、ああいったものだ。ただ、「ああいったもの」が性的にいかなる分類になるのか、あるいはどうしておれはそれに刺激されるのか、説明する言葉の手持ちがない。愛情なり怨恨なりと無縁であること? ただ機械的に性的であること? 性に没頭することに無自覚であること? よくわからない。いずれ考えてみたいと思う。話がそれつつ、おしまい。
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……おれはNTRについて語りはじめると終わりもなく、そもそもこの日記は高畠素之の国家社会主義とその「転向」について研究するために書き始めたものなので、自重しているのである。ゆえに言及した記事は少ないのである。
と、同時に、「ああ、このキャラに罵られたい」という魅力的なキャラ(凜々蝶さまなど)が出てくるアニメも自重しているので、このあたりの病もいよいよという気もしている。黒雪姫さまはデレすぎだろう。
……この「自重」、マゾのセルフプレイの一種か?
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