ひょっとしたらおれはビビッドレッド・オペレーションに向いてないかもしれない

 土曜日にとくに用事もなかったのでリアルタイムで見た。が、ひょっとしたらおれ、これ、あまりおれに向いてないアニメかもしれないって思ったりした。おれ向きかどうかって基準はおれに向いているっておれが思うかどうかなんだけれども、そうではないかもしれないということだ。もちろん、まだ2話目が終わったばかりだ。わかりゃあしない。でも、とりあえずそう思ったからメモしておく。ブログの頭のデザインこんなにしちゃった上でなんだけれども。
 どこが? といわれると、上に挙げたような理由であって説明しがたい。ミルクに落ちた蝿の白黒はわかっても、おれがどんなアニメが好きなのかわからない。いや、2年くらい観てきて「いわゆるハーレムものは好まない」と、「リアルさを感じさせる青春ものは好まない」、「謎の光で遮られるシーンだらけのものは好まない」、「黒髪の女の子はいい」、「サドっ気のある少女に冷たい目で見られたり、罵られたい」というなんとなくの傾向あたりはわかるようになったが、さてこれはどうだろう。
 と、普段はあまりしないのだけれども、どんなものかと2chなどで感想を見るに、なんらかのプリキュアっぽさとロボットアニメっぽさと、それからなんだ、まあなんかそのあたりの要素のアマルガムみたいな意見があった。もちろん、スカガやすばらしいストライクウィッチーズの要素も入ってくるだろう。
 で、おれはその、プリキュアっぽさというのはさすがについていけない。すばらしい福圓さんが主演ということもあって、最初の頃は見ていたハッピーなやつも、結局撮りためるに終わっている。そして、その、なんだろう、なんだっけ、なんらかの(具体的な名前がわからない。『ガンヴァレル』の元になるようなもの?)ロボット物というのもよく知らない。そういう王道要素を楽しむ下地がない。
 となると、残されるのは股間督の描く女の子の可愛さというものだが、今のところぐっとくるところはない。いや、作画というか、絵はいいんだ。だけど、まだなんか魂を感じない。あと、これを言っては致命的かもしれないが、あんまりその、あざといエロさはノーサンキューであって(尻の向こうに朝日が昇るのはあざとさを突き抜けてて問題ない)、なんというのか、あまりその自分は「ブヒる」? タイプでもないので(いや、はたから見てなに言ってんだ? って言われるかもしらんが)、高村監督の目指すところのかわいさがきちんとストーリーと絡み合っていってほしいという願いもある。
 そこで、唐突に梶芽衣子北大路欣也に「おでこにキスして」って言って、千葉真一が川谷拓三を餌にクエ釣りをするような展開になっても、(おれの妙なボケの方が唐突すぎて意味がわからない)、百合好きなおっさんとしてもあまりキュンとこない。変身シーンも最初からああいう形でガッと入ってくるのがお約束というかお決まりというか王道というか、そういうものかもしらんが、おれはちょっと違和感あった。とくに初めての変身のはずだし。
 それと、あまり門外漢がああだこうだと言いたくないのだけれども、この脚本の人の作品は、結構見ているのだけれども……とか。少なくとも黒の子がなにやっちゃったのかという納得行く説明ないと浮かばれないものがありそうだ、とか。
 いや、まだだ、まだ始まったばかりだ。そういえば、すばらしい『ストライクウィッチーズ』にドハマリしたのだって、一期レンタルしてみた最初の最初からだったか? よく覚えていない。まあいい、気に入れば気に入るし、気に入らなければ気に入らないだけのことだ。

>゜))彡>゜))彡
[rakuten:surprise-web:11016782:detail]
……とかいいつつ二ヶ月後にBlu-ray買ってる可能性だってあるんだよ。

……本編ではないところの釣りネタのほうが印象に残るという点で共通する作品に……なってほしくはないが。