これが『ライトスタッフ』か! 長いな!

ライトスタッフ 製作30周年記念版 [Blu-ray]

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 『ライトスタッフ』だ! 『ロボティクス・ノーツ』で、「ゴー・ホットドッグ・ゴー!」とか言ってて、そういえばおれは『ライトスタッフ』観てなかった! とか思ったんだったのだった! それからずいぶん経つ。
 おれは『ライトスタッフ』を誤解していた! 内容だ! てっきり、チャック・イェーガーサウンドバリヤー(っていう名前のサッカーボーイ産駒いたよな!)を越えるドラマだと思ってた。かなり早い段階でそいつは成し遂げられる! むしろこれはマーキュリー計画の話! そして、長い! とはいえ、宇宙開発の初期段階の、あれやこれや、時折挟まるニュース映画(本物かどうか知らんが)、なかなかに興味深い。
ストライクウィッチーズ シャーロット・E・イェーガー (1/8スケール PVC塗装済み完成品)
 が、おれはどちらかというと宇宙でなく最速飛行機の方に興味があった! この、一式陸攻から切り離される桜花のような! 音速雷撃隊! 否、アメリカの話! しかし、テストパイロットと特攻隊員にどれだけの違いがあるというのか! ある! おおいにある! あるけれども、どこか同じ所もある! ちょっとはある! きっとある! べつになくてもいい!
 ところで、現在世界最速記録を持ってる飛行機はなんだ!? おれは気になった! 調べた!

 こいつか!

機体規模はきわめて小さく、大人の身長ほどの全長しかない。

 え、ロケッティア? 違う、こいつは無人機だ! 有人機!

1967年10月3日に行われた188回目のフライトで、ウィリアム・J・ナイトの操縦するX-15A-2が最高速度7,274km/h(マッハ6.7)を記録

 これかな? これだ! 実用機としてはSR71のマッハ3らしいが!
 しかし、いずれにせよ、ちょっと前のものだ! 人は最速を目指さなくなった。そして、宇宙も目指さなくなった? いや、アメリカ、ソ連の苛烈な競争が行われなくなっただけかもしれない! ただ、すごく長い目で見れば、宇宙開発の停滞期といえるかもしれない! さらに長い目で見れば、民間宇宙進出の黎明期が今かもしれない! いずれにせよスピードを追い求めはしないだろうし、人間は乗らない! チンパンジーも乗らない! 機械が乗る! 雪風! でも、いずれ人間が! 火星へ? 火星か? わからない! しかし、そろそろ月あたり、とくに目的もなく! とはいえ、ロンギヌスの槍を突き刺すのはどうか? ムスリムが怒るかもしれない! とはいえ、北朝鮮少年宇宙飛行士は太陽に着陸して帰ってきたと、ロシアの声が語っていた! 死と隣合わせの冒険! 正しい資質を持つ人間による冒険! ゆけゆけ二度目の処女! おれとは関係ないところで、勝手にどっかに飛んでいけ!