あんかけスパゲッティを食す

というわけで、あんかけスパゲッティの話をする。だいぶ短いと思う。

おれとあんかけスパゲッティ。おれの母方のルーツは名古屋にあるらしいが、べつに名古屋に住んでいる親戚がいるわけでもない。なので名古屋は関係ない。ただ、いろいろのセルフバックやらなんやらでなんやらYahoo!ポイントが溜まっていて、なんやら使おうとして目についただけのことである。パスタはお恵みものとしてたくさん頂いている(多謝)。ならば、それにかけるもの、ということで買った。ヨコイのソースというもののレトルトを買ってみた。ヌーヴォレトルト。

 

ボルカノヨコイレトルトパスタソース 250g×2個

ボルカノヨコイレトルトパスタソース 250g×2個

 

 

おれが買ったのはいかにも業務用、という感じで、封筒の中に四袋むき出しのレトルトパウチが入っていただけだったが、こういうものである。まあともかくあんかけスパゲッティである。

あんかけスパゲッティ - Wikipedia

この辛味は胡椒をたっぷりと使うためであるが、味のベースはトマト味である。ミートソース名古屋人好みの味に仕立てようとしてできたと言われる[1]。 こうした製法や味付けのため、地元では、ご当地グルメというよりは、若年男性向けのジャンクフードと見なされている。

さあこの味である。はっきり言って正体不明、という感がする。目を閉じて食べさせられたら、和洋中のなにかわからない、といったあんばいだ。辛味はある。あるが、胡椒由来ということで、唐辛子に弱くなったおれでも喰える。それにしたってなんだ、なんなんだろうか。一人暮らしの男がなんとなく悪戦苦闘してそれなりに食べられるようなソースになった、という感じがする。ジャンクフード、まさにそういうもの。あるいは、これが名古屋人のソウルフード。でも、おれ、名古屋に行ったら味噌カツとか食いてえな。でも、決してきらいな味じゃない。具材の存在しないレトルトに玉ねぎとチャーシューでも入れて、フライパンでサッとあえたりしたら素敵かもしれない。いや、けっこう素敵やん。そういう話である。以上。